妄想は果てしなく 確かにああした写真を見ていると妄想は限りなく広がっていきますが、 なまじちょっとイタリアの現実(特に公共の交通機関の脆弱さ)を 知ってしまっていると、逆に溜息が出てしまいます。 昨年、ラ・ヴェルナという聖フランチェスコゆかりの聖地を訪れた時は、 日に数本しかない私鉄電車と、日に数本しかないバスの乗り継ぎで、 よくまぁここまで辿りついたと、自分で自分を褒めてやりたい気分でした。 それはそれで30年越しの夢をかなえた瞬間でもあり、感動はひとしおで、 また、苦労は多ければ多いほど、喜びが大きいというのはありますが、 ああしたお洒落な雑誌の小奇麗な写真を見ると、ついつい、 おい、おめぇら、ここに辿りつこうと思ったらどんだけ苦労か あるいは、どんだけ金がかかるかも書いとけ!と、 ひとり、雑誌に向かって突っ込みを入れたくなる三色昼寝付です。 運転手つきのレンタカーサービスで小都市巡りができるくらいの お金持ち以外は、読者として想定外だったりして...。
イタリアの交通の脆弱性 確かに、おっしゃる通りかもしれませんね。 幸いにして、私はまだ、バスや鉄道のものすごい遅延とか停止とかに 出くわしたことがないので、その辺、甘く見ているかもしれません。 (まあ、イタリアはまだ2回しか訪れてないし) ここの掲示板でいろいろな方のお話は読ませていただいているので、 心の準備だけはしているつもりですが(^^;)