フランスでもこの手の話がありましたか すみません、お書きになったことについ興味を持ってしまってだらだらレスを続けてしまいます。 フランス本土の人はコルシカにそのようなイメージをお持ちなんですね!何とここでもか、という印象です。コルシカなんてイタリアから見ればシチリアよりも近いすぐ横のお隣さんなのですが。 私はシチリアと南イタリアが好きで、伊在住時から良くフィレンツェを後にして南に出かけていましたが、シチリアに行くとかバーリ(南部の大都市)に行くとかいうと、フィレンツェの知人はそんなとこ危ないから行くなとか、行ったら撃たれるとか、果ては南部人はみんなマフィアだ、とか真顔で言って止めようとしました。テレビでマフィア逮捕のニュースが流れると、ほれ見たことか、という感じでした。 どちらも同じ国なのに、残念なステレオタイプです。 イタリアの映画にBenvenuti al sud(南へようこそ)というまさにこのようなステレオタイプを描いた面白いものがありますが、確かこれにはフランス版もあると聞きます。フランスでは北部人による差別の対象はどの地域なんでしょうか。 それではこれにて失礼します。
情報のお礼と言っては…ですが フランス本土の知人の中には、コルシカにバカンスに毎年のように行く人も居ますし、フランス本土の人全てがコルシカにマイナスのイメージを持っているのか、と聞かれるとそうとは言いがたいです。 念のため、夫は政治的には中道、一般的には比較的リベラルな物の考え方をする人です。 地理的にもそうですが、カルチャーもフランスというよりはイタリアで知られているのは、ナポレオンの昔から変わらないのでしょうね。後の皇帝は訛りを馬鹿にされたり酷い目にあったようですが…。 フランス北部の人が南部の人を悪く言うときは「ルーズ」「時間に不正確」「口が上手いだけで実行しない」などの表現を使うことが多いです。ものすごく一般化して言うと、フランス内を北に行けばいくほど真面目になり、南にいけば行くほどリラックスしたカルチャーになりますので…。コルシカになるとこれに更に「喧嘩っ早い」などが付け加わるようです。 ただ、フランス北部の人が南部の人を悪く言うときの感覚は、東京の人が大阪のおばちゃんを「けばけばしい」「やかましい」などと言うのと似ていて、「差別」というほど強くないのかなぁという気がします。あくまで、個人的な見解に過ぎませんが。反対に南の人も北の人を「硬い」「融通がきかない」「無愛想」「冷たい」などといいますしね。 情報をたくさんいただいたお礼と言っては申し訳ないほどの個人的意見ですが、ご参考になれば。また書き込んでくださいね。
情報ありがとうございます、イタリアとは事情が異なりますね 色々興味深いお話を続けて頂きありがとうございます。 なるほど、このような話ならば確かにあらゆる国にありそうな偏見のレベルですね。私の知っている限りではドイツにもあります。 イタリアはもっとひどくてあからさまな南部差別が存在し、北部独立運動まであるぐらいですので事情が違うようです。シチリア人の知人は北部で色々差別にあったと言っています。 コルシカは長い間ピサとジェノヴァの支配下にあったため、言葉も今でもイタリア語に近い(南イタリアの言葉よりも)と聞きます。行ったらどれぐらい彼らの言葉が理解できるのだろうと楽しみにしています。イタリア人はコルシカに悪いイメージは全く持っていないようです。 小説などを読んでいますと、ガスコーニュ人も同じようなステレオタイプで描かれているような印象ですが、実際のところどうなのでしょう。 それにしても、お書きの「ルーズ」云々・・これらはイタリア人にもそっくりそのまま当てはまる言葉ですね(笑)。 長々と失礼しました。