米料理 leoxさま、再びオラ!です。 スペインではアロスは北から南まで食されているのですか。イタリアは米どころの北部ロンバルディーア平原とその周辺だけです。ミラノやトリノのリゾットはおいしいですよ。 そして少し西に行けばそのポレンタを食べる地域になります。 一方南は種類が豊富なパスタ文化圏です。ナポリ以南のパスタは本当においしいですよ。 アンダルシアに住まれていたなら、是非ともプーリア州とシチリア州に行ってみて下さい。何となく共通点が感じられると思います。食事の量も多いし時間もかかりますが、それでも行って試す価値は十分にあるところです。 南半分のイタリア語は、スペイン支配の影響なのか、スペイン語に似たところが多々あります。特に過去形に普通でも近過去ではなく遠過去を使うので、これはスペイン語を話す方にはなじみやすいと思います。また、動詞avereを使うべきところにtenereを使うのもスペイン語のようです。だから多分コミュニケーションは北部より容易だと思います。 書き出すとエンドレスになるので、この辺りで失礼します。
標準イタリア語と方言 スペインでイタリア料理を食するなら地中海の街が最高であることが多いと感じています。 あるときイタリア人シェフがひとりで切り盛りしている小さな店でリゾットは売り切れとカマレロ。しかし、シェフに頼み込むと「君の分だけならなんとか作ってみよう」と言って出してくれた一品が自分的には最高の味で感動しました。 パスタに関してはまだSappereの段階で現地でConocereへと移行できたらと。南イタリアますます楽しみです。 食とは別に各地の神話や伝説に興味があって特にタランテラの由来の地もぜひ訪ねてみたいと。 イタリア語は標準イタリア語であれば少しゆっくり話してもらうと半分以上は理解できますが南イタリアで話されるのはナポレターのような難しさはありますか?以前、ナポレターノで書かれた書物を標準イタリア語のものと勘違いして「イタリア語ってこんなに難しかったの?」と一時学習を断念したことがあったので。 アンダルシアのスペイン語はフォネティカとローカル表現の違いが最大の困難でマドリードのネイティブ達でも理解できないと言います。ただし書くスペイン語での差異はそれほど大きくはないようです。 スペイン語との共通点があるのはありがたいです。私のイタリア語は近過去と遠過去の使い分けがスペイン語的になっているとイタリア語の先生からよく指摘されます。南イタリアを体験したら「いえ、これは南イタリアの影響で」などと言い訳するようになるかも。
訂正:西→東 5行目です。よくこの手のミスをやります。でも今これをやるといつ何時揚げ足取りが入ってくるか分からないので訂正します。 ポレンタをよく食べる地方は、私の知っている限り、フリウリ、ヴェネト、エミリア・ロマーニャ、マルケです。