出かける前のリサーチでこのサイトには随分とお世話になりましたので、以下、簡単にご報告させて頂きます。いくつかのトピック/レスに書かせて頂いたので、まとめてここでご報告します。
電車チケットの事前予約: ほとんどの方にご忠告頂いた通り、しなくて正解でした。NYからミュンヘンで乗り換えてミラノ入りの予定でしたが、ゲートで「イタリアでストが発生したのでフライトはキャンセル」とのアナウンス。他のフライトに変えるためにサービスカウンターに1時間ほど並び、何とか4時間後にフランクフルト経由でミラノに行く便をゲットしました。が、それでもフランクフルト→ミラノ行きの便がキャンセルされる確立は50/50と言われたのでドキドキしながら待ちました。結局ストは4時間ほどで終わったようで(何に対してのストなんだ?)変更した便は予定通り飛びましたが、ミラノに着いてみたら今度は相方の荷物が届かず、紛失の手続きを担当するお姉さんがなかなか現れず・・・。もともとの予定はミラノの空港に昼12時頃到着でしたが、結局空港を出れたのは7時近く。チケットは自動販売機でほとんど並ばずに簡単に買えましたし、当日の数時間後とかだと売り切れていることもありましたが、前日であれば問題なく入手できるように思いました。
ベネチアのアクアアルタ: 今回の旅行は残念ながらほとんど毎日雨にたたられました。そしてベネチア滞在の貴重ななか日はかなりザーザー降りでしたが、アクアアルタには遭遇しませんでした。高潮と言われるくらいなので、大雨=アクアアルタではないようです。
ベネチアの水上バス: けっこう大きめのスーツケースを持って乗ってる人もいましたが、その分チャージされてるような気配はありませんでした。初日は乗ったのが夜中すぎだったので船上で運賃を払おうと思っていたのですが、けっこう混んでいたし、乗務員の人が何も言ってこなかったので結局無賃乗車 (^^;) 翌日は一応タバコ屋さんで1日券を買って乗船しましたが、1度も見せることなく終わりました。刻印をしていなかったので翌日も使い続け、結局最後に駅のチケット売り場に並んでいた東洋人夫婦(日本人だったかもしれません)に無料でお譲りしました。ただ、何ヶ所かの停留所では入り口のところで係員がチケットの確認をしていたので、最初から無賃乗車する気でいると危険かもしれません・・・念のため。
フィレンツェの人柄: 南の方は行かなかったので比較はできませんが、特に冷たいという印象はなかったです。ベネチアもそうでしたが、向こうから歩み寄ってくるということはないのですが、こちらから質問したり話し掛けたりした時は親切に答えてくれる人が多かったです。すきあらば旅行者から騙し取ってやろうという感じの人々に出会うこともなく、そういった意味では快適な旅でした。美味しかったもの&店については後日あらためてご報告します。
が、ひとつだけ、お薦めしないレストラン---ミラノですが、ヒルトン・ホテルのコンシェルジェの紹介で言った中央駅近くのLimone。あまり美味しくないのに高い。おそらくコンシェルジェは紹介料をもらっているんでしょうね。担当のおじさんウェイターは片言の日本語を話していたので、今までたくさんの日本人旅行者も送られてきたのだろうなぁ・・・と思いました。
あと、トピックにはしませんでしたが、フィレンツェのアカデミア美術館---オフシーズンだからかもしれませんが、予約なしで朝8時半過ぎにふらっと立ち寄ったら、待つことなくあっさり入館できました。ただ、もともと展示数が少ないうえに個人的にあまり興味のない祭壇画が多かったので、見終わるのもあっさりという感じでした。そのぶんダビデ像はじっくり見ましたが・・・。全体のバランスはもちろん、膝の裏の筋肉のひきつれた感じや手の甲に浮き出た血管など、実に細かい所まできっちり彫刻されているのには感動しました。
以上です。今度は雨の少ない時期にローマや中都市(シエナとか)に行ってみたいです。