Re: 多摩川線から羽田空港へ・・・・レバ刺とバス 高島たいらさん レバ刺の文字を見て興味深く、また私の初バレエのご報告をしたいと思いレスする次第です。 高島たいらさんというハンドル(ネーム)から、板橋区にお住まいとばかり思い込んでおりましたが、違うようですね。 レバ刺というと、私は下町(台東、墨田、葛飾)の居酒屋と結びつくのですが、学芸大学(たしか駅名だけが残った?)にいい居酒屋があるということは耳にしたことがあります。この駅で下車したことはありませんが。 押上駅の近くに「まるい」という超有名店があります。 かなり以前に、二度ほど入ったことがあります。 この店のレバ刺は3種類あって、牛レバ刺、仔牛レバ刺、馬レバ刺です。 牛レバ刺と仔牛レバ刺を食べ比べてみましたが、予想に反して仔牛レバ刺は淡泊すぎて美味しくなかったです。 私はレバ刺は好物ではなくガツ刺が好きですが、これは刺身ではありませんね。ホルモン(内臓)では煮込みと焼き物が好きです。 先月観た『白鳥の湖』について感想を羅列してみます。 バレエは食わず嫌いでしたが、観てよかった。 音楽は散々聴いているのだが、この場面でこの曲というのがよくわかった。 白鳥たちが揃っているのには驚いた。(当然だとは思うが。) 小野絢子さんは気品があると思った。主役級は違うなという感じ。 米沢唯さんが出ていた(と思う)が、初々しい感じがした。 踊らない登場人物(家庭教師)がいた。 指揮者は熱演タイプとみたが、毎回同じテンポをとれるのだろうか。 以上、まことにつまらない感想でした。 来月は『マノン』で、高島たいらさんがファンの本島美和さん。 音楽はマスネの同名のオペラからではないようですが、私はマスネの音楽が大好きなので楽しみにしています。 今日、新国立で今シーズン最後のオペラ公演『ローエングリン』を観てきました。 よかったです。 今シーズンの演目の中で最高の出来と思いました。(隣り合った人たちも皆同意見。) 舞台美術(モダン)、演出、音楽(歌手、合唱、オーケストラ)すべて高水準でした。 中でもクラウス・フローリアン・フォークトのタイトルロールは最高でした。 新国立劇場がこんなに盛り上がったのは実に久しぶりと思います。
WienのStaatsoperとVolksoper コスミさん、こんにちは。題名だけ、もうちょい高尚(?)に変えてみました。 ご存じとは思いますが、最近の東急の電車は、板橋区はもちろんのこと、栃木県境近く・・・・まで行きますからね。・・・・一度、目黒線沿線の人に 1.あなたはニューヨークに行ったことがありますか? 2.あなたは西高島平に行ったことがありますか? というアンケートを取ってみたいですね。きっと前者の方が数倍は人数が多いのでは。と思っています。 牛レバ以外は規制の対象外なんですかね。・・・・別に食文化がうんぬんというつもりまではないですけど、食べられないものが一つ増える。というのは残念です。わたしもガツやコブクロ刺しも好きなんですが、確かにこれらは湯を通しているので「お刺身」ではないですね。でも、あの食感は好きです。 「白鳥の湖」は私も米沢唯さんの公演に行きました。今回の牧阿佐美さんバージョンは普通の白鳥の湖の演出とはちょっと違っていて、これをどう見るかで人によって違ってくるかも知れません。でも、小野絢子さんは、今の新国のプリンシパルの中では最も実力のあるダンサーなので、彼女から「入った」のはとてもいいことだと思います。 もし、アトレの会員であれば「エンディングパーティー」の申込はされたでしょうか?抽選・・・にはなるみたいですが、ダンサーと話もできるし(ただ、ある程度勉強しとかないと、なかなかこちらから話すのは難しいですが。)、新国はなぜか肖像権のことをあまり言わないので(東京バレエ団は厳しい。)ダンサーと携帯で写真を撮るのも自由です。しかもあそこのイタリアレストラン(のビュッフェですが)はそこそこおいしいし・・・・・ 「ローエングリン」のフォークトさんて、テノールの人ですね。いろんなところで取り上げられていて、欧州でも評判の歌い手とのことですが・・・・・やはり、何でもそうですが、観客席の盛り上がりというのが、一番正直です。 私のオペラ勉強ですが・・・・先日、オペラではないのですが、フォルクスオーパーのオペレッタの「こうもり」のゲネプロに行ってきました。前のトピの中で「オペレッタはオペラと異なりセリフが多いので、なお、理解するのは難しい。」というお話があったので、おっかびっくりだったのですが・・・・・まあ、ドイツ語、ドイツ語、ドイツ語で・・・・すごかったです。 みんなそうでしょうが、私も初ウィーンの時に、「音楽の都」に行くのだから、クラッシックのコンサートでも行こうか。と考え、「ウィーンプログラム」(今でもあるんですかね。・・・・)と首っ引きでコンサートを探したのですが、まずは、「会場有りき」で、StaatsoperとVolksoperのどちらにするか・・・で、やはり、かの有名な「Staatsoper」を選びました。もっとも、今ではどんな演奏だったかも覚えていませんが・・・・。 でもそれ以来、Volksoperにも必ず行かなくては・・・と思い続けて、20年以上・・・・またも、向こうから来たのに乗ることにしました。(ただ、「練習を観に行く」のですけどね。・・・) 今回は東京文化会館だったのですが、まず、こちらの方が字幕が見やすい。のですけど、確かにセリフが多くて・・・・団員の人も客席に座って、観客として見てるんですが、げらげら笑っているのにこちらはぽかんと・・・・字幕にも限度がありますね。・・・・また、場ごとにいちいち止めて、指揮者と演出監督が納得いかなかった部分を再練習(これはとてもおもしろかったです。)するんですが、指示が全部ドイツ語なんですね。(当たり前ですが)聞き取れたらそれはおもしろいと思ったのですけど、それでも、全て終わって帰るときにはすっかりウィーンにいるような気分になっていました。ちなみにバレエの「こうもり」とはストーリーは大きく違うんですね。 驚いたのは、指揮者が「もう一度!」と言ってる再演する時に、問題のその小節だけをオーケストラもすぐに弾き出すし、歌い手もぴたっと合わせて歌い出すんですね。やはりプロは違うなあと改めて関心しました。 Staatsoperも秋に来ますが、S席59000円だとか。いくらなんでもこれだけユーロ安なのだから、もうちょいどうにかならないものか・・・・でも、ポルトガルでは「文化省」がなくなり、ミラノのスカラ座も赤字で苦しみ、ドイツの地方劇場も政府補助が激減し、風前のともしび・・・と言うと、とにかく、欧州の公演には機会があればお金を出さないと、今の欧州情勢だと、本当に本国側でなくなってしまうかも知れない。・・・・ 東京バレエ団のパリの公演は大盛況だったそうで、フランスもそんなに経済情勢がいい訳ではないのに、パリの人達の「心意気」を感じさせてくれて・・・・。湿った話になってしまいましたが、この辺で・・・・また、何かご報告したいと思います。
Re: WienのStaatsoperとVolksoper 高島たいらさん 楽しく役に立つお話、ありがとうございます。 自分の知らない世界についてお話を聞けること、この上ない楽しみであり、世界が広がります。 バレエについては、まだパントマイムより声の方が魅力的かなという段階ですが、演目や曲全体の舞踊の流れよりも、個々の踊り手についてもっと知りたくなりました。(今のところ、その対象は女性ダンサーのみです。) その点で『マノン』の本島美和さん、楽しみにしています。 東京バレエ団…、公演情報をチェックしていきたいと思います。 私はヨーロッパの歌劇場でオペラを観ることはあるのですが、バレエを観たことはありません。 高島さんお薦めの歌劇場または独立のバレエ団がありましたら、教えていただきたいと思います。 新国立劇場・バレエのエンディングパーティー…、知りませんでした。 オペラの方は案内状が届きますが、参加したことはありません。 オーケストラでも、都響と読響では定期会員向けに親睦パーティーがあります。参加したことはないのですが、オーケストラのメンバーと話ができるのは素敵ですね。 (私が是非お話ししてみたいのは、都響では、第2ヴァイオリンの遠藤香奈子さんと第1ヴァイオリンの田中雅子さん、読響では第1ヴァイオリンの荒川以津美さん…、コンサートのたびに気になる存在で、とても魅力的な方々です。) Volksoper の『こうもり』のゲネプロに行かれたとのこと、公開ゲネプロがあるとは知りませんでした。行きたかったです。 実は今回の来日公演、『ウインザーの陽気な女房たち』だけは観に行きたかったのですが行けませんでした。日本では殆ど上演されない演目です。 『こうもり』はギャグがわからないと楽しめないですね。 昨年12月の新国立劇場の公演では、もちろんドイツ語ですが工夫してあり楽しめました。 オペレッタもそうですが、昔パリの Crazy Horse に行った時、幕間の漫談が全く理解できず、爆笑の渦の中でひとり孤独を味わったことを思い出します。 Staatsoper の来日公演、チケットが高すぎます。まあ、行かないでしょうね。チケットも取ってないし。 東京文化会館、安い席は見にくいので苦手です。 今回の公演で『フィガロの結婚』を上演する神奈川県民ホールは、とても見やすい劇場で音響もよいと思います。 〈おけぴ〉や〈ヤフオク〉でチケットを入手できたら行くかも知れません。 先日、『ローエングリン』(オーケストラは東京フィルハーニー)を観た日の翌日、東京文化会館でフランクフルト放送交響楽団の演奏会(パーヴォ・ヤルヴィ指揮)を聴きました。 そして、その翌日はサントリーホールの東京交響楽団の定期演奏会(ゾルタン・コチシュ指揮)を聴きました。 日本のオーケストラとヨーロッパのオーケストラとの違いをあらためて感じました。(会場が異なるので単純な比較はできないのですが。) フランクフルト放送響の方は連日の演奏会の疲れからか、ミスがけっこうありました。ブルックナーの8番の交響曲、第3楽章でホルンがひどい吹き損ないをしたりとか。 合奏の緻密さでは東響、東フィルの方が上と思いました。 特に東響は素晴らしい演奏をしました。 ただしフランクフルト放送響、低弦を中心に迫力がありました。 雑味はあるがダイナミック、これに対して日本のオーケストラは蒸留水の趣という感じがあります。 長くなりました。 また、楽しいお話、聞かせてください。