日本人が東京オリンピックを好きだったのは、みんな同じ競技の同じ画面を見て、共感できたから。

日本人は集団思考なので、周囲の人と感動を共有することで、感動します。
つまり、日本人は一人で感動できません。

常に周囲の集団と一緒に感動するものです。

2020年になれば、テレビで、みんなが同じ競技を見ているということはありません。
NHKアナウンサーの、わけのわからない叫び声を共有することができない。

競技はすべて、インターネット配信になるので、
日本国民が、いっせいに同じ競技を見ることはなくなります。

つまり、個人が自分の好きな競技を見るだけで、
隣の人とは違うものを見ることになる。

でもそれでは、他の人と、共感できません。
共感できなければ、日本人は楽しくありません。

それを「ここが感動するところだよ」と教えてくれるのが、
感動をでっち上げる、テレビや新聞ですが、
2020年には、なくなっていることでしょう。

ですから、オリンピックは失敗します。

みどりのくつした

Re: 日本人が東京オリンピックを好きだったのは、みんな同じ競技の同じ画面を見て、共感できたから。

確かにネットが発展し、各自が自分の部屋に大型ＴＶがあっても、重要な試合があると、必ず皆が集まる飲み屋に集まって、大声を出してＴＶ観戦を、高い飲み代を払ってでも行くのが、今日この頃です。この傾向は、世界中で起っていることで、今後ますます増えていくだけで、衰え知らずです。
特に、スポーツ番組を一人で見るほど陰気なことはなし。昔は街頭テレビが鎮座して人盛りだったけど、と今日オリンピック２０２０では、大きなビルの壁に巨大パネルで、実況中継で人盛りとなるんじゃないかな？なかには、交通マヒで迷惑はなはなだしい、って言うのもおるのは、いつものことで無視。

みどりのおっちゃんの予想は完全にハズレと。

「地球の歩き方」掲示板に「旅仲間募集」が多いのは、日本人は、一人では感動できないから。

つまり、日本人は、一人で感動することができません。

オリンピックや国際サッカー試合では、
渋谷に繰り出して、朝まで騒ぐことで、
共感を確認します。

同じ事を書いてある、新聞を何紙も読み、
テレビに出てくるコメンテーターが、
同じ事を言うのを聞いて、
自分は感動していいのだと、
なぜなら、みんなが感動しているから。
考えます。

つまり、日本人には、自分の考えもなければ、自分独自の感動もありません。
すべて、日本社会でメディアによって、政府によって公認された感動です。

それを演繹していくと、海外旅行に着いても同じです。
大自然や、歴史のある都市を見るのに、一人で十分だし、一人の方が自由がある。

だから、一人旅がいいに決まってる。
しかし日本人は、一人はイヤなんです。

感動を誰かと分かち合って、
感動を確認したいんですね。

だから、一人旅がイヤで、常に誰か旅仲間を求めている。
でも、求めているのは、
自分の感動を確認するための仲間だから、
他人じゃないんですよ。

自分と全く同じ考えをする、自分の影を求めてます。
でもそれは無理です。

みどりのくつした