ヨロブン、アンニョンハセヨ♪ ヤマネコです。
9月の韓国レポート、今回の旅のテーマはズバリ、『冷麺』です。
到来する食欲の秋への軽いウォーミングアップとして、
韓国各地の人気店の味を堪能してきました。
【玉泉冷麺 オクチョンネンミョン】
京畿道の楊平郡にあるこの店は1952年の朝鮮戦争時に現在の北朝鮮の
黄海道から避難してきた方がここ玉泉に移り住み、
冷麺屋を開いたのが最初といわれています。
牛ダシ&トンチミで作るスープではなく、
豚のダシと自家製醤油を混ぜるのがこの店の特徴とも言えます。
実際、酸味が少なくてまろやかな味でした。
麺も太めで食べ応え有り。
【晋州冷麺 チンジュネンミョン】
本来、冷麺は北の食べ物(本場)とされているが、
実は慶尚南道の晋州市の郷土料理とされており、北の平壌冷麺に対して
南の晋州冷麺と言われているのだそうです。
実は韓国人にもあまり広く知られていないそうですが。。。
冷麺には実に珍しい魚介から取るダシと自家製醤油を混ぜて作る
そのスープは初めての味。
具も千切りにした梨、牛肉、薄焼き玉子、牛肉のジョン等等、
彩り豊かで艶やかな冷麺です。
さらに特筆すべき出来事は、この店の秘伝のスープの味を盗もうとした
大学講師がいたことです。
記事はこちらからどうぞ
↓ http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/08/19/20050819000029.html
【大田 スッコルネンミョン】
この店も同様に牛のダシを使わずに鶏のダシをベースにして
トンチミで割る。鶏スープ7割に対し、トンチミは3割。
酸味の効果が食欲を増進させてくれました。
麺がちょっと変わっていて、ややボソボソしてはいるが、
蕎麦の実を丸ごとすりつぶす製法は素朴で豊かな味わい。
これがスープと良く合っています。
以上、私はグルメリポーターでは無いので彦摩呂師匠のように
上手にレポート出来ませんでしたが、いかがでしたでしょうか。
最後にこの冷麺紀行の写真をアップしましたので、
皆様どうぞご覧ください。
スライドショーにしてお楽しみ下さい。
http://photos.yahoo.co.jp/ph/yamachan_yamaneko/lst?.dir=/c642&.src=ph&.view=