テキーラエクスプレス4 食事とテキーラを楽しみながら、中央の櫓では、マリアッチ楽団の演奏、その前のステージでは、鮮やかな民族衣装に身を包んだ女性と、にこにこしながら楽しそうに踊る男性(おじさん)。 踊りの次は、美女軍団のファッションショー、カウボーイ姿の親子(?)のロープさばきのショー、歌手のショーが続きました。 ショーが一段落すると、ダンスタイムが始まりました。 各チームの司会者のお兄さんたちも櫓にあがり、みんなで踊ります。 YMCAって、メキシコでもあるんですね。 それまでは知らない曲ばかりで、みんなの盛り上がりについていききれなかったのですが、秀樹感激~って感じで唄いながら踊っていました。 その後はペアで踊るような曲になったので、席に戻るかなぁと思ったら、よく話しかけてきてくれたメキシコ人のお父さんが一緒に踊ってくれました。 この手のダンスは、ステップ知らないし、踊り慣れていないので、なかなか噛み合なかったんですが、なんか酔っぱらって陽気になっていたんで、まぁいいやっ。 汗だくで踊っていました。 みんなのダンスタイムの後は、チーム対抗のダンス大会。 子供とお父さんのペアや、カップル、最後はみんなの拍手で採点。 わがAzulの元気なおばあちゃん、息子らしきおじさんと出てきました。 踊り終わった後、すかさず孫が飲み物を持ってきて、そんな姿がみんなを盛り上げ、おばあちゃんとおじさんのペアが優勝しました。
テキーラエクスプレス5 ダンス大会が終わると席が片付けられています。 まだまだ太陽はじりじりと照っていて真っ昼間のようですが、もう時刻は6時30分。 バスに乗り込み、列車へ。 帰りは一番後ろの車両になっていました。 それなので、デッキに出て、線路の回りに広がるアガベ畑を眺めながら、写真をパチリ。 車掌さんが、もうすぐカーブだよと教えてくれ、世界の車窓からのような、車体全体と、アガベ畑のみごとなコントラストには感激しました。 帰りの列車の中でも様々なイベントが待っていました。 マリアッチ楽団も、バイオリンを司会のお兄さんに渡して歌を歌って、司会のお兄さんがバイオリンを弾いたり、楽団と一緒に狭い車内を踊ったりしました。 また、歌合戦に出た人や、ダンスコンテストのおばあちゃんなどに賞品が配られました。 賞品はもちろんテキーラです。 最後に車内で飲んでいたビールやテキーラのカクテル(缶)をかけてクイズ大会。 5、6本は入っているであろう缶がどんどん配られているのを見ると、スペイン語が理解できないのが悔しかった~。
テキーラエクスプレス6(終) グアダラハラに近づいて来た頃、スコールのような雨が降ってきました。 道路も川のようになっていました。 駅に着いて、ツアーで来ている人たちはバスに乗り込み、車で来ている人は帰っていきます。 帰りのバス乗り場をスタッフに聞き、雨が弱くなるのを待っていました。 タクシーで帰らないの?と聞かれましたが、タクシーも来る様子はないし、待っている人も結構いました。 タクシーも呼ばないと来ないようでしたし、8時近くになっていたので、ウインドブレーカーを羽織り、バス通りへ歩きました。 バス通りに大きなビルがあり、そこで雨をしのいでいましたが、ちょっと雰囲気が悪い。 バス待ちをしている人も数人いましたが、ここに住んでいる感じの貧しい身なりの人が10mくらい先にたまっています。 まずいかな、と思いつつも、雨も激しいので、どうしよう…と思っていると、目の前に車が止まり、男性が話しかけてきます。 最初は怪しんでいましたが、胸に掛けたIDを見せ、 「テキーラエクスプレスに乗っていたよね?、乗せていってあげるよ」 彼らはオレンジチームと赤チームの司会者でした。 車で宿まで送ってもらいました。 最後まで、テキーラエクスプレススタッフにお世話になりました。 行く前から期待していましたが、期待した以上に面白く、またたくさんの人々とのふれあい、スタッフのホスピタリティーに感動しました。 お酒好きさん、踊り好きさんにはおすすめです!