メキシコで使える電気毛布

心配無用。

メキシコのサンクリ（SANCRISと現地では書かれている)の宿は、一年中朝夕はかなり冷え込むので、準備はちゃんとされています。安い宿になると毛布の４～５枚重ねとかで。ヒートテックの長袖肌着を着用で寝れば、毛布２枚重ねでも十分です。そもそも電気毛布のような嵩張る物を担いでの旅などすると、荷物がでかすぎることになります。

SANCRIS、いいとこですな～。４～５日の予定で行ったのに、２８泊もしてしまいました。
ー丘の上の274段の直線階段を昇っての教会は、見晴らし以外はツマランかったけど。
ーセントロのANDADOR DE GUADALUPEの街頭での男がトロンボーン、女がエレキで歌うカップル、物凄くうまいので、毎晩３曲ほどを聞きにいき、２０ペソ紙幣を置いて。
ーAndador 20 de NOV の街頭で巻寿司売ってる大阪の若い兄ちゃんはまだいるかな。1本50ペソ、2本で80ペソ。
ー人ごみのANDADORで中学生くらい年齢の女の子が赤ちゃん抱いて、妹の面倒振りがいい子やなあ、と関心してたら、いきなりおっぱい出してお乳を飲ませ始めにはビックリこいたな～。でも毎日、何人も見るので、驚くこともしなくなったけど。
ー原住民女性の着用しているあのPELUCHE生地の黒いスカート、３０００ペソもするんやぞ。
ータクシーは市内なら４０ペソ均一。５０ペソ札で払ったら絶対にお釣りくれないので、いくらなど聞かないで４０ペソちょうどで払うんやで。
ー近郊のCHUMULAの教会、ZINACANTANもええとこやで。CHUMULAの何千本もののローソクの光と煙で幻想的やけど、教会内は写真撮影は厳禁やぞ!　外観はカトリック教会、内部は、原住民教のお寺や。ZINACANTANは花だらけの村。
ーTUXTLA GUTIERREZは立ったの１時間ちょっとなのに暑すぎて、降参した。

４泊くらいだったら、これくらいしか回れんやろな。

失敗談。サンクリから２１０キロ先の遺跡のあるパレンケ、オコシンゴ経由で３時間くらいで着くと思ってお昼１２時初のカンクン行きのバスに乗って、パレンケで飯をと予定してたら、パレンケ到着は夜の１０時半やった。オコシンゴは警察も逃げ出したサパタ民軍が統治している無法地帯。バスが何台も燃やされたので、バス運行はなしでTUZTLA－VILLAHERMOSA経由と超大回りルートになっとる。遠かったな～。運賃は、３時間分くらいで超安かったけど。パレンケは１年中真夏しかない気候。
サンクリに戻る時は、オコシンゴ住民のおっさんが運転する白いバンを見つけたので４時間でサンクリまでと。オコシンゴの入り口で民軍が一人入域料５０ペソ徴集にきた。翌日サンクリの新聞見たら、５０ペソ徴収拒否したのが、バンから降ろされてガソリンかけられて燃やされて重態でパレンケに運ばれたと。バンといっても１３人乗りに１８人も乗せて、窮屈そのものでエアコンもなし。運賃もバス代よりも高いものになった。まあ、無事に着いただけでも儲けものやけど。

サンクリはマスク姿もなしで、治安もまったく問題なしやから、４泊と少なすぎるけど楽しんできてください。