先週、ベルギーから帰国しましたが、歩き方ガイドブックには注意喚起を促すことが書かれてあり、
この掲示板でもブリュッセルの危険性を載せている投稿が見られ、少々ビビッて出発しました。
基本的に、私は海外では慣れた土地以外では、暗くなる前に宿やバスディーポ、駅などに入ってしまいます。
バスディーポや駅では、そこで働いている係員の目の届くところで時間待ちをします。
ひとけのない細い路地には入りません。
なので、被害に遭う確率も低いのか、これまで無事に過ごせてきました。
今回の旅行ではブリュッセルに滞在し、中央駅から日帰り旅行をしたんですが、
この中央駅がぼろくて、暗くて、汚くて、日本の駅に比べたら、危険を感じてしまうかもしれません。
そういうときは、案内表示に従ってパッパと歩き、
電車待ちをホームでする際は、なるべく人がいるところでしましょう。
パリからTGV利用で南駅に出入りしたんですが、往路では南駅に土曜の朝着、
復路では南駅を夜8時過ぎに発車でした。
どのガイドブックでも南駅の治安の悪さが載っていますが、駅構内で怪しい雰囲気は感じませんでした。
ただ、日本の鉄道駅と違い改札がないので、誰でも自由に出入りできます。
よって、置き引きやスリも自由に駅構内に入れます。
荷物から目を離さず、貴重品は肌身離さず、ボケ~ッとしない、
といった基本的な注意は、ブリュッセルに限ったことではありません。
旅行中は毎日、遅くとも6時にはホテルに入っていたので、夜間の危険性についてはわかりませんが、
夜間ライトアップを見るなら、手ぶらに近い格好で、決して貴重品は持ち歩かず、
お金はビールが2~3杯飲める小銭程度を持ち、
万が一の際は、走って逃げる体力と気力があるよう、心身の状態を万全にしておきましょう。
そして、迷子にならないように、地図を見なくてもホテルに戻れるよう、
事前に土地勘を養っておきましょう。
グランプラス付近は昼過ぎから人出が多くなり、歩道にはレストランのテラス席が設けられ、
まっすぐ歩くことができません。スリに遭っても、気づかないかもしれないほどの人出で、
たとえ気づいても、容易に追いかけられるものではありません。
ブリュッセルでは路上で小銭をせびる者がけっこういますが、気にせず無視すればいいです。
こういう者がいるのはブリュッセルに限ったことではありません。
他の国の有名観光地でも見かけます。
これまたどこにでもいますが、行くところもなく、やることもない人が駅で犬と一緒に寝転んでいたり、
暇な若者がたむろして路上や駅構内で座り込んでいたりしますが、気にせず通り過ぎるか、別の道を歩くなど、
自分の行く先には常に気を配りましょう。
私は、行く手に怪しい人物がいたら、道を渡ってしまいます。
最後に、他の投稿者へのお願いとして、
被害に遭った人や危険だと言われる方は、レポートを載せる際、場所はもちろんのこと、
できれば季節や曜日、時間帯も記載した方が参考になると思います。