レポート
  • 女性
  • 50代
  • 元県庁職員
  • 香川県
  • 英検2級、ロシア語教員免許、ドイツ語4級

ネパールで会った日本人女性 その1

公開日 : 2023年01月23日
最終更新 :

2006年9月~2007年3月まで、私は、ネパールに滞在した。
当時は、ネパールのツーリストエリアは、大勢の外国人や日本人で、ごった返していた。
私は、2007年1月~2月は、ポカラにいたが、あとは、首都カトマンズにいた。
ネパール旅行の楽なところは、ネパール人に、日本語をしゃべる人が、大勢いることだ。
スタッフ全員が、日本語をしゃべる旅行会社も、いくつかあった。
2007年3月、私は、カトマンズにあった、西遊旅行社に、カーカルビッタまでの航空券を買いに行った。
そこには、日本人女性が、ひとりいた。
客ではない。従業員だ。
私は、そこのオフィスの中に入り、椅子に座って、少し、その女性と話をした。
その女性は、30代前半。
日本で、技能実習生に、日本語を教えるボランティアをしていて、生徒だった、ネパール人男性と結婚し、ネパールに住んでいた。
「夫は、ゲストハウス経営をしている。客は、全員、インド人」
と言っていた。
「子供は、女の子が二人。もう、いらない。なのに、姑が、毎日、『男の子は、どうなっているの?男の子は、どうなっているの?』と、うるさい」
と言っていた。
発展途上国は、社会保障がないから、男の子が、絶対、必要なんだろう。
「姑は、気位が高く、同じ部屋で、食事をしない」
「私は、パンジャービドレスを着るが、姑は、『サリーを着なさい』とうるさい」
「牛肉を、食べてはいけないことは、知っているが、こっそり、食べている」
とも言っていた。
短時間だったので、あまり話ができなかった。
出産は、日本で、里帰り出産したんだろうか?
あのへんに、病院は、なかったが………
子供の教育は、どうしたのか?
「配偶者ビザが、毎月1万円かかる。そのために、働いている。日本パスポートは、捨てない」
と言っていた。
名前も聞かなかったが、2015年4月のネパール大地震の後、どうなったんだろう?
あの人のことを知っている方がいたら、教えてください。

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2件のコメント

  • 貧しい国ほど、金持ちは、すごい金持ちです。

    税金がありません。
    相続税も、固定資産税も、ありません。


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    ポカラに滞在したのは、1月から、3月の初めでした。

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    これは、金持ちとの結婚です。

    従業員が、たくさんいるから、料理も、洗濯も、掃除も、子守りも、全部、従業員がしてくれる生活です。
    ただ、私には、あんな国で、あんな料理を食べて、一生暮らす、なんて、できませんが。

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