２００７年１月～３月にかけて、私は、ネパールのポカラのレイクサイドに滞在した。
１泊１０ドルの安ホテルだ。
バスルーム（トイレ、温水シャワー付き。バスタブなし）、テレビ（NHKワールドが見れる）付き。
ポカラは、カトマンズと違って、空気がいい。緑が多く、湖もある。
ただ、日本料理店は、カトマンズでないと、いいものがない。
私は、あるレストランで、若い日本人女性（２０代後半）と、一緒になった。
食べながら、話をした。
「郵便局で、アルバイトをしている。毎年、３月に、１か月、休みを取って、ネパールに来ている」
と言っていた。
ホテルは、私が泊まっていたホテルより、ずっと安いところに泊まっていた。
カトマンズからポカラへは、バスで、来たそうだ。
「その方が、ずっと安い」
と言っていた。
ただ、悪路を、８時間もかかる。
私は、カトマンズーポカラ間は、往復とも、飛行機に乗った。
先日、テレビで、「飛行機が落ちた」というニューズが流れていた、あの路線だ。
当時も、毎年一度は、飛行機が落ち、必ず、日本人がひとり乗っていて、死んでいた。
私が乗ったときは、バスのような小ささで、片側一人掛けが２列。
スチュワーデスが、アメと綿の耳栓を配ってくれた。
「右手に、ヒマラヤが見えます」
と、英語で、案内をしてくれた。
バスでは、ヒマラヤは、見えない。
