あか狗は体にいい・・・

内蔵介どの

小生のおやじの時代・・・食ったとは聞いていませんが、甲州では赤い狗はカラダにいいといって 病人に食べさせたとか聞いています。

それこそ鹿やイノシシはせっせと食べてたころにです。

ですから日本にもつい最近まで・・・いえだいぶ前まで? 犬食文化は健在だった見たいです。

前にも書いた事がありますが 陶淵明の 桃源郷の詩の中で 桃の花が咲いて 犬と子供が往来で遊ぶ・・・と描写するのは 長いこと飢饉がなく 食料となる犬も十分いる・・・。桃の木もいざという時は皮を煎じて食料にするのだとか・・・ときいて 驚いた事があります。

食は広州にあり・・・(甲州ではなくて)は珠河のデルタ地帯の氾濫は大変広範囲でアチコチ毎年飢饉になる・・から 何でも食べられる工夫をしたのだと・・・。 で清朝末期のアホウな王様の健康食アサリのめずらしい食材で一気に日があたったとか・・・。

三国志や水滸伝では 平気でやたら カニバリズムが登場しますよね。

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2件のコメント

  • 06/09/07 23:47

    Re: あか狗は体にいい・・・

    「赤犬は美味しい」という話を聞いたことがあります。
    漫画「はだしのゲン」にもそのような台詞があったと
    記憶しています。戦後すぐの日本には犬食文化が残って
    いたと考えてよいのではないでしょうか。

    東アジアから東南アジアにかけては、犬食文化を持たない
    国の方が珍しいと聞いたことがあります。

    三国志や水滸伝には確かにカニバリズムの場面があります。
    食人にふれた文学作品には魯迅の「狂人日記」もありますが、
    この話を進めると、別の話題になってしまいそう(汗)。

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    戦後すぐの日本・・・・は

    adenosさん 戦後すぐの日本・・・は近代日本、江戸も含めて・・も稀に見る飢餓状況にありました。

    戦争中が酷かった・・・と理解されている方が意外に多かったのですが戦争が終わってからの方が 日本全国でひどい状態だったようです。

    この時代では 犬食文化・・・というより、腹の足し文化ですから。その当時はそれほど犬を飼う家も・・・。 犬に食べさせるものが無いのですから・・。

    それより長い間の・・・戦国時代までは四足を食べる禁忌は日本には無かったようですが 徳川幕府成立前後から仏教による締め付けで 肉食に厳しい制限がつけられていたにもかかわらず 犬食文化が根強く行き続けた・・・ことの方が 面白いのでは・・・。

    この場合は 美味い・・・より、カラダにいい・・方が伝わりやすいかもしれません(推測です)。 イノシシや、鹿肉でさえ クスリ食い という言葉があったとかです。

    赤犬ってきっと和犬のことだったんでしょうね。  

  • 私が聞いたのは

    赤狗は「美味しい」と・・伝言中に変化したのでしょうか・・。

    もっともサッカー専門の体育の先生が、『学生時代、コンパで酔っ払うと「赤狗探して来い」と言う先輩が居た。赤狗は美味いそうだ』と話していたのを記憶しているだけです。

    先生達後輩は・・・その辺うろついて探す振りして「居ませんでした」で済ませてたそうです・・。

    桃源郷のお話はトリビア級です。機会があれば飲み会で披露します。

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