あまり旅博の話題が出ていないので、あえてその話題をしましょう。
イベント・・・はどうにかならないものか。というのが一番の感想です。もちろん、自国(や、自分とこの商品)に注目してもらいたいのが一番の主旨というのは分かるのですけど、イベントの方に人手もなにも取られて、聞こうと思っても聞けやしない。特に・・・・シンガポール航空、タイムテーブルもない、A380について聞こうと思っても係員はクイズイベントにつきっきり。ユナイテッド航空、ブルズのチアリーダーと写真撮影している場合か!ここもまたパンフ自体を出してないし、係員もイベントつきっきり。HIS(ブースをのぞくつもりはなかったけど)はイベントの列がブースを取り囲んでいて、ブースそのものに近づけない。
主催者や各ブースの方々もご存知とは思いますが、「展覧会マニア」がかなりいて、彼らは「ブースの展示」そのものには全く興味がなく、ただひたすら景品とかただ商品とかをもらっていくのみ。そんな彼らの「横行」も「情報収集」に来た人間には迷惑。うまい具合に「排除」できないものですかねえ。
土曜の午後一番くらいに行ったのですが、マカオのブースに行くと「ウィンマカオのパンフレットはなくなりました。」・・・マカオの世界遺産?そんなもんどうでもいいじゃん。マカオにとっては「ばくち」が命でしょう。ったく・・・(とか言ったら怒られるか。)
イタリア、スペイン、韓国、米国等はいつもどおり、かなり気合を入れてましたが、フランスの手の抜き方が気にかかりました。ドイツもいまいち。スイスは・・・あんなものでしょう。東欧(「中欧」と称していますが)が充実してきたのと、ロシアがまあ、いかにもロシア的なブース展開をしていて(?)アエロフロートだけだった頃と比べて、隔世の感があります。
トルコとアルメニアのブースが隣同士・・・というのは、一応、前もって了解しているんでしょうね。シリアがえらくがんばっていましたが、イスラエル確かいなかったような気がします。ドバイは(元々そんな国ですが)他のエミレーツやUAEなどという国は世の中に存在しない。という感じの展示です。イランの力の入れ方と訪問者の多さは、やはり日本人の「親イラン度」を示しているようで、興味深かったです。
1000円分元が取れたか・・・・あれだけの観光局やらなにやらを回る手間を考えれば、あの便利の悪いお台場までの交通費を入れても元は取れると思いますが・・・・今回はあまり「サプライズ」もなかったし、来年はどうしよう。(別に全く悩む必要はありませんが)とふと思いました。