Re: 逆に質問です

私も主人があきれるほどホテル大好きです。

クロアチアのホテルは全部で6箇所泊まりました。
その前に1箇所スロベニア、そしてその前にハンガリーで6箇所。
クロアチアのホテルはハンガリーの首都以外のホテルよりはだいぶましな気がしました。
ハンガリーの田舎はアメニティーが悪くシャンプーなどひどいもので
髪がばさばさになりました。
石鹸と兼用シャンプーしかありません。
ドブログニクは確かにホテルの料金は他の地域に比べかなり割高です。
ここでヒルトンを決めたのは5星が少なくそのうち一つは旧市内で
HPで見た限り窓からの景色が悪い。もう一つは市内からはずれ交通の便が悪い。
ヒルトンは今年の3月オープンしたばかりで新しい上窓からの景色が
部屋によって前面に見られ旧市街も見られる。
それで決めたのです。HPで確かめ東京の予約センターで景色を確かめると
確実に海の景色が見られるのはスィートの海側だと言うことでしたので
そこを予約したのです。
いつもは出かける直前にリコンファームを入れるのですが
今回は東京の予約センターを信用したのが間違いの元でした。
オープンしたてで機能がうまく働いていなかったのかもしれません。
しかし、やはりドブログニクは宿泊費が異常に高いです。

でも、今回大変良い思いもしたのですよ。
スロベニアのブレッド湖の前にあるホテルで
普通のスィートを予約して出かけたのですが
宛がわれたのが2ベッドルームスィートでした。
このホテルで一番良い部屋での部屋専用の階段を上るとその部屋があります。
リビングを挟んで2つのベッドルーム3部屋続きでその前に広いバルコニー
前面大パノラマの湖の景色。
これには感動し、部屋のバルコニーで殆どの時間すごしました。
アメニティーも完璧でした。
しかし、他のスィートの部屋も少し空いていたのですよ。
どうしてこの部屋にしてくれたのか謎ですが服装も決め手の一つになったのでしょうか??
ここはイギリスのチャーチルもこの部屋に泊まったそうで写真がありました。
多くの外国の要人も宿泊されているようで客への対応も良かったです。
それで宿泊料金はドブログニクの普通の部屋の3分の2も掛かっていません。

それ以上に私が気に入ったホテルがクロアチアの首都ザグレブの駅前ホテル。
ここも去年改装を済ませたばかりだと言うことでやはりスィートを予約しました。
ここに着いたのが12時前でしたがすぐに気持ちよくチェックインしてもらえました。
ホテルのフロアーは大きくは無いのですが大変シックなのに重厚感が漂っています。
部屋への廊下にも落ち着きと重厚感が漂います。
部屋もそれ程大きくは無いけれど大変落ち着きました。
角のスィートだったので大きめのバルコニーが有りました。
バスルームも完璧です。アメニティーもトラサルディーで揃えてありました。
ターンダウンも枕元に水とチョコが置かれてあり
スリッパが並べられていてはじめて気づきました。
掃除をしたという感じが無かったのです。
お客の生活を出来るだけ邪魔しないという気持ちの現れでしょうか?

そして、食事も今回最後の料理となったのですがこれが一番料理らしい料理
そして味も大変良かったのです。
そこでの従業員のもてなしも、しっとり落ち着き居心地の良い空間が流れていました
後で知ったのですがここはオリエント急行がこのザグレブ駅に停車したとき
その客全員がこのホテルに宿泊したそうで、やはりもてなしと言うものが
何なのかと言うことを熟知した本当のプロの接待だと実感しました。


バンコクのオリエンタルホテルも接客は悪くは無く気持ちよかったのですが
どこかに泊めてやると言ったものを感じる部分を感じました。
特にレストランでの服装に関して、フロントのちょっとしたしぐさにそう感じました。
しかし今回のホテルはレストランでも服装をとやかく言いませんし
その客に合わせた対応をしつつ他の客が嫌に思うような行動はとりません。
いつの間にかレストランに居る人が全員仲間のような気分になるほど
居心地がよく重厚感のあるレストランなのにアットホームなのです。

最後に荷物を降ろしてもらうのを待っていると支配人から
ザグレブの記念にとお土産をいただきました。

おそらく以前オリエンタル急行の列車の長旅で疲れた客を
我が家に居るような気分にさせるよう
教育されたなごりがあるのじゃないでしょうか??
ここは大変お勧めです。
ただし、一番安い部屋は外の景色が見られないのでお勧めしません。

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1件のコメント

  • 05/08/13 12:38

    達人とお見受けしました

    おぬしできるな。というのが感想です。

    やはり好きこそなんとやらで、ホテル好きのかたは
    視点が違います。この板で、ホテルにこだわりのあ
    る方がいらっしゃったとは、少し驚きです。

    ドブログニクは欧州人のリゾートですので、ホテルも
    しっかりしていると思っていたのですが。物価がとて
    も高いのが気になっていました。観光地化してしまい、
    売り手市場になっているのかも知れませんね。ヴネチ
    アのホテルも物価も高く、大したことがないホテルが
    途方もない値段で部屋を供給しているのと似ているの
    かも知れません。

    欧州の田舎で客を大事にするホテルは良いですね。また、
    ザグレブのホテルのように歴史に支えられている上に、
    それを保つ努力をしている所も素敵ですね。やはり客
    がホテルを作る面もあるようです。

    もし差し支えなかったらお教えください。
    (1)クロアチアでお勧めの場所は?
    名所旧跡よりもホテルやライフやレストラン、商店巡り
    が好きなのです。
    (2)使用言語はどうされましたか?
    アドリア海沿岸ではイタリア語、それにドイツ語も通じ
    ると言われています。確かに地理的にもイタリアに近い
    のですが、所詮ネイティブではありません。相手がネイ
    ティブならば、多少文法的におかしくても理解してくれ
    ますが、非ネイティブ同士だと難しいかな?と思ってし
    まいます。ちなみに、私のイタリア語はどうしてもスペ
    イン語が入ってしまい、良く「???」という顔をされ
    ます。ドイツ語も昔ブダペストで現地語以外でわかるの
    が唯一ドイツ語という老夫婦と会話したとき、通じない
    ので苦労しました。やはり英語なのでしょうか?

    (3)食事は美味しいでしょうか?
    良く、どこどこの国は美味しいと言いますが、少なくとも
    マルタはバツ、ポルトガルは外れが多く、スペインでも
    結構外れます。一方、ドイツは何処で食べても変わらな
    い(決して不味いという訳でもないが、もう一度同じ
    所で食べたいとは思わない)と思います。また、個人差
    のあることなのですが、感想があればお聞かせください。

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    判る範囲でのお答え

    ドブログニクは地理的に観光の目玉の旧市街に近い場所にこれ以上ホテルは建てられないと言う欠点があり
    もし今後良いホテルをと思うと新市街になり観光には不便になると思いますので
    やはり便利な場所のホテルは高くなるのでしょう。
    値段に見合った設備、対応を期待しないで出かけたほうがよさそうです。

    クロアチアでお勧めはホテルライフでもショッピングでもないのですが
    ここは外さない方が良い、と言うより一度は絶対出かけた方が良いと
    強く強く言える場所があります。
    お聞きになった事があると思いますが『プリトヴィチェ国立公園』です。
    ここは私たちも言葉を失うほどの景色が次々現れ
    初めて写した一日で写真が100枚を超えました。
    ここはホテル事情はそれ程良くなく国立公園内に3箇所あるのみで
    それも国営のようです。
    最初このホテルに直にメールを入れたのですが返事なし、ファックスを入れてもなかなか返事なし
    やっと来た返事は『部屋は満杯だから自分の知っている宿を紹介する』と言うことでした。
    しかし、ホテル予約サイトで空き室を確認していましたので
    この嘘は見抜いていましたが予約は出来ません。
    仕方なしにその予約サイトから予約しました。「オクトパス」と言うサイトです。
    ホテル案内に書かれていた料金より割高でしたからここは3箇所とも値引きが無いのでしょう。
    私たちは国立公園に一番近いホテルを選びました。
    ここが一番設備もましなようでしたし。
    部屋はここのサイトでは一律でベランダのあるほうの部屋でした。
    狭いけれどベランダが付いているだけ息は抜けました。
    4星と有りますがごく普通の3星級のホテルです。
    レストランもまるでデパートの大食堂のようでしたが
    味は悪く無かったです。

    と、ここは本当にお勧め、ぜひぜひ出かけてください。
    ドブログニクは海のある景色を除くとフランスでも良くある
    城砦に囲まれた町とよく似ていましたので
    『ああ、こんな感じね』といった感想でしたがプリトヴェチェの方は
    『こんな景色が世の中にあったのか』でした。

    クロアチアと噛ませてスロベニアのブレッド湖に出かけてみるのも
    お勧めですよ。
    景色は良いしホテル『トプリス』も居心地が良かったです。
    ホテルライフが楽しめます。湖の見えるスィートがお勧めです。
    ここは繁華街にも近いのでショッピングも便利です。

    食事はハンガリーに近い場所以外はイタリア料理が基本ですね。
    ハンガリー料理はあまり美味しいと思いませんでした。
    アドリア海沿岸はシーフードが美味しいのですが
    当たり外れは新鮮かどうかに掛かってきそうです。当たり前か、、
    今回ドブログニクの城砦を出てすぐの波止場で長蛇の列が出来ている
    屋外レストランを見つけました。
    ここのムール貝、イカ墨リゾットは本当に美味しかった。
    シーフードが専門ですがここの料理は新鮮でしかもどれも大変美味しかったです。でも混んでいますから早めの夕食をお勧めします。

    クロアチアは未だ戦争が終わって6年ほど、色々と未だ復旧していないという感は否めませんでした。

    食事面では仰る国は私も同じ感想です。
    そういった国別で行くとベルギーは結構あたりはずれが無いですよ。
    この国は食の国と言われるほど外食が盛んでレストランも力が入っているようです。
    フランス人が国境を越えて食べに来るというのが判ります。
    フランスより安くってフランス人の口に合うフランス料理ですから。
    ベルギーとルクセンブルグで素敵なオーベルジュに宿泊し
    すばらしい味とホテルの庭を経験した記憶が今でも新鮮によみがえります。
    食事で私が以前の感想を払拭したのがイギリスでした。
    『イギリス=不味い』という感想が2年前に母とドライブで回ったとき
    『イギリスも結構美味しい』に変わりました。
    今イギリスは食に目覚め、かなり力を入れているマナーハウスが多く有ります。
    素敵なマナーハウスで大変美味しい料理と大変気持ちの良いホテルライフを経験しました。

    言語は私はブロークンイングリッシュ以外全くだめですが
    それでもそれ程不自由なく旅行できました。
    観光地は今殆どの場所で英語が通じますし
    英語の判らない方でも一生懸命伝えようと努力してくださり
    心と心で何とかできました。
    まあ、最低限の話以上のものを求めようとするとちょっと無理ですね。
    そういった意味ではもっと話せたらなぁ~~なんて思うことしばしばですが。