中華航空のファーストに一票 居住環境の快適さと食事に比べたら機内映画など問題外です。 少なくとも私にはそうです。Fは横になって眠るのが一番良いのです。 まず、機内映画には面白いものがない。上映前の映画にお目にかかれるとい う利点はありますが、私にとってはMI-IIIもダビンチコードも駄作でした。 そもそもFクラスと言えども液晶の質が悪い。日本語字幕はまだしも、英語 の映画は食事をしながら鑑賞するにはストレスがたまります。それよりも 普段見る時間のないTV番組などを持ち込んで気楽に過ごしています。 携帯式DVDプレイヤーも悪くはないのですが、本体だけで一キロ、これに 電源が加わり、しかも機内電源用アダプター等が必要です。しかもPC電源用 のものは普通は使えません。汎用のアダプターになると重くなります。 バッテリー駆動のものは3時間が限界ですので、映画一本でおしまい。 私が普段使うのは携帯用ビデオプレイヤーです。PCが必要なときには、超 小型のラップトップで代用しますが、前者は5Vで動くため、軽い外部バッ テリーでも長距離片道のフライトくらいは持ちます。最近なら携帯電話(当 然通信カードは抜いておきます)やWM5搭載のスマートフォンでも動画鑑賞 はストレスなくできます。 5-10年くらい前までは、FクラスではテープやDVDプレイヤー貸し出しが 普通でした。もしかしたら、中華航空でも用意しているかも知れないので、 聞くか交渉してみてはいかがでしょうか。「用意すればFに乗る」と言って。 ノースウェストのビジネスと中華のファーストならば、パーソナルTVなど 比較の対象にはならないと思うのですが。
とても参考になりました。 JORGEさん参考になるご意見ありがとうございました。 待ち人が来た!という感じでした。 主人に相談し、レンタルのDVDの話をしたところやはり電源の事など聞かれ、困っていた所で、とても助かりました。 所で、JORGEさんはハワイ行きFは乗った事ありますか? 以外に乗った事のある方が少なくて、ナゼだろうと思ってしまいます。 マイルの問題など色々あると思うのですが、NWのビジネスと、中華のF はお値段がほとんど変わらないのに、その人気のなさが??が知りたい。さっそく中華航空にDVDのことを交渉してみたいと思います。
何故ファーストが安いのか 何故、中華航空に人気がないかですが、端的に言えばブランドイメージ です。実際に乗られたかたはわかると思いますが、米系のエアラインは 「落ちないでできるだけ定刻に着けば良し」と割り切るのが一番健康に 良いと思います。これが実態なのですが、多くの人は米系ということで 安心します。便数も多いし、奪い取ったとは言えハワイは今では自国の 領土なので利便性は米系が良いのは当たり前ですが。 米国便はビジネス客が多いので、エンターテイメントよりも睡眠などに 比重が置かれるということもあるし、米系で濃厚なサービスははなから 誰も期待していないはず。一方で、あらぬ幻想を抱いている人も居て、 随分前の話ですが、知人が米国に行くさいにシンガポール航空を勧めた ところ、家族に大反対されたことがあります。理由は、「アジアの航空 会社なんて危険だ。」とのことでした。これも今では笑い話ですが。 中華航空は羽田から行けるということで、以前は良く使っていました。 その後、台湾などの東南アジアにはキャセイで行くようになったため、 中華航空からは離れました。どうしても縁故採用が多く、サービスに問 題があったのも理由です。さらに事故が相次ぎ、距離に拍車を掛けまし た。その間、エヴァーが進出し、羽田からも追い出され(?)、客離れ も加速したため、かなりの改革を余儀なくされたと思います。 当時に比べれば改善はされたのですが、、名古屋での事故の後遺症が強 く残り、今でも敬遠する人が多いのも事実です。ですからファーストも 大幅に安くして売らねばならないのでしょう。しかし、安全性に関して は今は問題はないと思っています。少なくとも米系と同等だと思ってい ます。ですから、ハワイや欧州に上級クラスで安く快適に行ける航空会 社として、少なくないファンが居ます。 携帯用DVDプレーヤーを持ち込んでいる客はビジネスクラスでも見かけ たことがあります。最近乗った新型シートになる前のフィンエアーでも 自社用に作られたDVDプレーヤを貸し出していました。あの時はPC用電 源で動いていたような気がします。大昔に乗ったANAのファーストのビ デオはバッテリーでした。 やはり、Fの良さは居住性ですので、美味しいものを食べて少しだけ高 級ワインでも飲んで、後はぐっすり眠るのが一番です。
