エコノミーも同じです あくまでキャセイのビジネスクラスがいつも満席に近いのに対し、 路線にも依りますが、日本からの香港便、ましてやさらに欧州 まで行く人はほとんど居ないということを書いたまでです。 要するに、ノーマルでも行くビジネス客が居ない以上、価格を 下げるしかないのですが、これとてアジアの好景気に支えられ、 日本人以外のビジネス客が乗るために、敢えて下げる必要がな くなったのか、最近は高いですね。キャセイの台北経由香港便 に乗れば、日本と他のアジアでの客層の違いがはっきりします。 台北まではがらがらなのに、台北から香港まではビジネス客で 満席になります。 答えになっていませんか?単に日本人には南回りが人気がない ということ。ブランドイメージにも、近所の手前、「欧州に 行かれたのですか。どちらの航空会社で?「と聞かれ、「はい、 英国航空でございまましたのよ。」と答えるのと、「ええっと、 キャセイ航空で・・・・」と言うのとは違いますよね。 一方、欧州人には東南アジアは比較的近く、物価その他の点で 魅力的です。ゼルブスさんは言葉の意味から南独逸もしくは、 奥地利在住のかたかと思いますが、ドイツ人はタイが好きで すよね。一方、多くの欧州人にとって日本は、物価が高い、 極東に辺境、自動車や家電に見られるようにビルしかない味気 ない国、さらに英語が全く通じない魅力に乏しい国としか映ら ないのではないでしょうか?ですから、なにも時間の掛かる 日本まで、「安くするから乗ってよね」と言う必要がないから だと思います。さらにビジネスクラスに見られるように、アジア の主要都市に仕事で行く人が多いということが加わります。 日本が米国しか見てこなかった結果でしょう。欧州在住のかた には釈迦に説法ですが。
JAPON・日式は人気者ですよ ゼルブスさん、JORGEさん、みなさんおはようございます。 ペンパル君に航空券代を聞かれ、「多分、EUROにすると600程度+ 燃油税等々かな?」と答えたら、「安い!」と驚かれました。 余りに驚いているので、逆検索をしてみたら、やはり日本発のヨーロッパ は安いですね。JORGEさん、これはエコノミーの話ですよ。 まぁ、今EUROは高いので、ガンガン日本に来て頂き、ガシガシ家電製品を FCBarcelonaの選手のように、買い込んで頂きたい物です。 ところで、JORGEさん、今「日本文化」は、人気です。人気と言っても、 『菊と刀』時代の認識ではなく、「アニメ、居酒屋、キャラクター」 で大人気です。スペインや韓国で、KITTYちゃんの顔を見ずに、一日は 終わりません。また、やけに韓国語やスペイン語が、一目でわかるな?、 と思えば、居酒屋と書いてあります。テレビを付けると、ドラえもんが のびた君と、スペイン語で喋っています。 また、Bilbaoで”風林火山”と縦書で書かれたTシャツを着ている兄ちゃん も見かけ、危うく本人の前で、爆笑しそうになりました。また、11月末に 利用したCDGからの帰国便にも、ビジネス客らしくないヨーロッパ人も、 嬉しそうに日本に入国していったので、私は日本が不人気とは思いません。 ゼルブスさんも、日本で1日に4~5件の用事が片付くと思いますから、 その効率性を楽しみに、元気に一時帰国されて下さい。
観光で来る欧州人は少ないですよ あるドイツ人が言っていました。 以前は、日本は輸出と金儲けしか頭にない非人間的な国民だと 思われていたが、アニメ文化を知り、「普通の国になったのだ」 と感じた。 これは、今の日本で声が大きな人たちが主張している「戦争 ができる国」とは全く違う観点で、やはり国が焦土と化した 国民の言うことは違うなと感じました。国がぼろぼろになった という点でも、多くの国民が批判しているお隣の半島の北部 と同じ体制を経験したという共通点があるのに、何故こうも 違うのとも同時に感じました。 日本が大好き欧州人は少なくはないのですが、ご承知にように スペインの田舎に行けば、chinoです。これはイタリアの片田舎 でも同じくcineseです。これが現実です。やはり極東の辺境の 地なのです。 日本に来る外国人は圧倒的に韓国が多く、次いで台湾、米国人、 香港人が拮抗していたはず。中国人もお金持ちを中心に増えて はいますが、人口比にしたら極僅か。一度破綻した佐世保の ハウステンボスや北海道の温泉は台湾人によって支えられて いると言っても過言ではないでしょう。欧州からの観光客は 相当少ないのが現実です。 確か欧州からの訪日人数の上位は、英国、ドイツ、北欧、 フランス、何故かオランダで、明らかに仕事で来ている 人が大部分です。 政府観光白書でも、 欧州からの訪日客のうち、観光目的は20%程度。日本は 「遠い、高い、言葉が通じない」という印象が米国以上に強く、 訪日旅行の阻害原因となっている。
ご返事ありがとうございます。 ブランド志向には驚きました。50、60代の方ならともかく40代以下の方も持っているようですね。貴兄のようにビジネスクラスを利用される方はともかくエコノミーはブランド志向も無いと自分は思います。 仮にエコノミークラスにブランドがあっても、欧州系のエコノミーは最近食べ物も一部を除くと少なくなりひもじい思いをさせられる事も多いです。 自分は以前ウィーンに住んでいましたが現在は南仏在住です。 日本に対してですが、こちらの方は観光地としてそれほど否定的ではありません。日本の物価に関してもこちらと比べてかなり安いと感じます。唯一高い電車代もジャパンレイルウェイパスのようなものがあるので安く日本を回れます。最近は日本の物価高の印象が少しずつ若い世代で日本にきたことある人を中心に薄れていますが、まだ日本を知らない人には根強いと思います。 話がずれますが、こちらは昔の日本のように住宅が高いですね。これが一番家計を圧迫すると思います。 こちらでは地方都市のアパート40平米で3000からは5000万円は当たり前だと思いますが、フランスは安い方で他の国はもっと高いと聞くと日本が如何に安いかと感じてしまいます。 日本は如何に安いと感じます。
日本を再認識すべき 仰せの通りだと思います。 日本は本当は物価が安く、高層ビルもある代わりに、風光明媚な ところや、歴史のある街、人情溢れる街、鄙びた温泉・・・・ とても優れた観光資源もあります。何より、相当悪くなったとは 言え、治安の良さもかろうじて残っています。また、ホテルも大 都会のホテルは、欧州の大都会に比べれば価格の点でもサービス 上でも上を行くはずです。 雇用の点でも、フランスで取り下げられた雇用法案だって、止むに 止まれぬ状況から出てきたもので、スペインではすでに実施されて いるし、イタリアを含め、大卒者の正規雇用は極めて厳しい状況。 恐らく、欧州に対する幻想の塊みたいなかたが、ここに参加される 人の多数派で、「その給与でどうやって生活できるの?」という現 実は見えないのでしょうね。まあ、贅沢しなければ生きて行けると いう違いはあります。 なぜ、優れたシステムを「グローバルスタンダード」の名の下に破 壊し、米国主導の新自由主義に進まねばならなかったのか、良く考 えるべきでした。欧州は必ずしも米国追随ではなく、ユーロ経済も 政治も唯一米国と対抗できる勢力なので、ある程度期待はしていて いるものの、現実を見ると希望がなくなります。 まあ、欧州人もアジア人蔑視という点では日本人と同じでしょうが、 少なくとも欧州のエアラインがサービスの点では決して優れていな いことをいい加減に認識すべきだと思います。