ついに起こってはいけない事故が起こってしましました。
インドネシアのエアラインはどこも安全性に問題があるのですが、そのなかでもガルーダが一番まともというのが、なんとも悲しいところです。このような状況のなかでLCCも雨後のタケノコのように出現しているのが現状です。欧州のLCCが安全性でも高い評価を受けているのとは対照的です(たまたま事故がおきていないだけという説もありますが)。
やはり、生き残るための鉄則通りでした。できるだけ速やかに脱出することです。国内では花巻空港での事故のさいは、乗客の機転で惨事を免れました。客室乗務員が非常ドアを開けなかった(られなかった?)のを、乗客が開けたので、脱出できたのです。
(1)離着陸時には靴をはく。先日乗ったANAのスーパーシートでは行きも帰りも隣の席のかたは、席に着くとすぐにスリッパに履き替え、着陸時もそのままでした。国際線でも、スリッパのまま(スリッパが出るエアラインでは)離着陸をこなす人が多いのは驚きです。
(2)重い荷物を機内持ち込みにしない。最近がキャスター付きのケースが一般的になり、どうみても大きさも重さも超過しているものを平気で持ち込む人が目につきますが、今回も荷物が次々に落ちてきたそうです。頭を直撃すれば、それだけで致命傷になります。「重さはわからない」という理由で、重量オーバーになっても大丈夫というコメントをする人が時々ここにも出てきますが、やはり止めていただきたい。
(3)安さやエンターテイメントよりも安全性でエアラインを選ぶべき。食事はビジネスクラスでも「不味い」のが現状です。一方、フィンエアーやルフトハンザの安全性への取り組みは本物です。最近出たニューズウィークの安全性ランキングでは、老舗のなかに有名LCCが上位にランクされていました。これは新設で事故がなく、機体が新しい会社は上位になる仕組みになっているので、本当に安全なのかには疑問が付きまといます。少ない機体をフル稼働させる宿命から、着陸と離陸が30分というのでは、本当に整備がなされているのか、コスト削減が安全性の低下に繋がらないか、掘り下げて考えてみる必要があるでしょう。
(4)欧州のLCCとは異なり、機体の古さや整備の問題、さらに乗務員の質など、アジアのLCCには問題のあるエアラインが多いようです。「価格だけで選んで良いかIと今一度考えてから、航空券を買いましょう。