XXX de xxx さんとか、Van XXX xxxさんとか、…この人たちの先祖は由緒あるの? オランダ人でdeやvanやvan derがついた苗字が多いですよね。 ドイツ人のvonは貴族の印ですが、オランダ人の苗字のこれらの 冠詞や前置詞は、単なる印のようですよ。 オランダ系の苗字は種類が多いのが特徴で、 ナポレオン侵略による徴兵の際に、付けられた例が多いようです。 (日本でも、明治になって、徴兵のための人物区別のために 庶民まで苗字が付けられるようになったのと似ています) その際に、苗字が付けられ、その中には意味があるものもあります。 例えばライデン大学の日本学科のフォス教授は 狐(フォックス)教授です。 レンブラントの解剖学講義のモデル、チュルプ博士は チューリップ博士です。 ライデン大学の事務のクラインさんは、背が低い(クライン=ちび) です。
Dr. Okayama1, いろいろ付き合っていただいて 申し訳ないんですが、… Antwerpen の en はやはり読まないですよね? 英語しかできないので苦労します。最初に行った彼の会社があったのは、Mechelenですが、メヘレンとは読めなかった。ベルギーの観光局の人に教えてもらいました。 ブリュッセルの薬局でヘモロイドのピストルの弾のような薬をくれと言って、痔の座薬を買ったのですが、ドイツの薬をくれて、通じたと思ったらそれがどうも柔らかくてずいぶん違うなーと、...それが下剤で、それはそれはひどい目にあいました。 ところでカテドラルとチャーチの違いも神宮と神社の違いもよく分からないとうへんぼくの私ですが、アントワープのカテドラルって見ごたえありますか? 1日早く行ってその辺を歩いてみようかと思っているのですが、….
Antwerpen Antwerpen をアントワープ(仏語風発音)というのは、 本当は間違ってます。 というのは、この地域はオランダ語地域なので、 オランダ語では発音はアントウエルペンであるからです。 同様な例は、ブルージュで、ここもオランダ語地域なので、 ブルッヘ(橋の意味)が正しいです。 しかし、ベルギーのオランダ人もフレキシブルな人々ですので、 実際はどっちでも通じます。 実はこの3月に10日間、ベルギーのオランダ語地域をうろうろ してきたのですが、日本ではろくなガイドブックがなくて、 現地で3,4冊のガイドブックを買いました。教会や文化系史跡では、 ミシュランのグリーンガイド「ベルギー」が最も役立ちます。 (英語、仏語版)。宿舎ではlonley planet(英語版)が、 レストランではミシュランのレッド版(ベルギー)が最も役立ちます。 日本の大書店でもなかなかこれら洋書の在庫はありませんが、 現地ではすぐ入手できます。 ミシュランのガイドブックは何でもランク付けします。 アントウエルペンのカセドラルは三ツ星(最重要)に 評価されています。同地では印刷博物館と美術館が 見ごたえがあります。