Re: 地球の歩き方、地球の走り方、地球の座り方、地球の楽しみ方 でも、あれは、やはりアメリカ流の歩き方の本だと思う。 知っての通り、ミシュランガイド(緑)は、ドライブのための本で、名所旧跡の解説はもちろんながら、車での行き方や廻り方が詳しい。 同じ車でも、ADACなどのガイドブックになると、ヨーロッパ流の長期滞在のための情報が出ている。 自由旅行を唱うなら、自由にあちこち歩き回るための本だけでなく、もっと自由にのんびり過ごすためのガイドブックが、日本にもあってもいいと思うけれど。(留学の仕方や暮らし方はあるのに、中間の滞在の仕方が欠けている。) そして、情報以前に問題なのは、座ってみたいのに、どうも座り心地が悪いこと。地球の歩き方が出たときみたいに、そういう意味での心構えのガイドブックのようなものがあればいいな、と思う今日この頃です。
本末転倒 『のんびり過ごすためのガイドブック』なんてあったら、のんびりするためにガイドブックに従わなければならず、結局のんびりできないのではないでしょうか。 ガイドブックを心待ちにしているようでは本末転倒ではないかと。 滞在の仕方が欠けているのは、それは誰かか一方的に情報を与えることではないからでは。 一連の投稿を読みましたが、何だか説明書つきのゲームでしか遊んだことのない子供が、どうやって外で遊ぶのか分からないとダダをこねてるみたいに映ります。 そんなの自分で答え出せずにどうするの! では、突き放しすぎでしょうから・・・ 『羨ましいと思う相手に話しかけることから始めて見てはいかがでしょう。 公園や広場で座っている人やカフェで何時間も座っている人に、自分から声をかけてみる。 一言二言でも話して見れば、相手の気持ちが伝わって来ます。相手の世界が見えてきます。 自分とは別世界の人達なんて壁を作らず、どうして座り心地が良いのか、直接相手と話してみる。』 まずは、そこから。 あっ、内容からお若い方だとお見受けして上から目線で答えて見ました。ご高齢の方でしたら申し訳ありません。
マニュアルではないガイドブックがほしい。 半分は当たってるな。とはいえ、ガイドブックとマニュアルは違うよ。 『地球の歩き方』は、1980年代のマニュアル・ブームのころの名残で、あれは、ほんとうの意味でのガイドブックではないと思う。ポパイのような生活マニュアルや恋愛マニュアルはとっくに死滅したのに、いまだに旅行だけはマニュアルどおりだけ、というのは、やはり変だ。それも、個人の自由旅行なのに。正直なところ、名所旧跡と交通方法の情報を羅列しただけの旅行マニュアルなら、ぴあ同様、インターネット時代には、もう不要だと思う。 そうではなく、もっとその街やその地方それぞれの独特のおもしろさや楽しみ方そのものを案内してくれる人や本がガイド。イメージとしては、ピーター・メイルの南仏プロヴァンスのシリーズや、ターシャ・トューダーのバーモント州のシリーズみたいの。 まあ、なんにしても、人と話をしてみることは大切。実際、人がなにか食べていたりすると、それなんですか、って、すぐ聞いてみる方だけどね。 相手の年齢次第で態度を変えるなどという卑屈な姿勢は、年功序列の日本村の田舎者っぽくて、すごく腹立たしいね。日常を離れた旅先で、若者も、老人もないよ。まして、本国での肩書も地位も関係ない。高齢でもダメなやつはダメ、若くても良いやつは良い。旅の一期一会とはそういうこと、そして、それが旅の魅力。ネットも同じ。それが嫌なら、日常の村の中に籠もって、威張っていればいい。