意味がよくわかりません。

ALL_NIPON_AIR_LINESさん、こんにちは。


冨山氏の主張も、それに雷同する私の考え方も、JALだけの問題とは言っていませんし、何とか体制に戻せとも言っていません。

現状の体制を続けていくことは、全世界規模での競争下、共倒れのリスクが高まるということです。

>日本の航空会社の益率から見ると、国内線>>>国際線です。
>DLがJALに近寄ってくるのも、それだけ国内線が美味しいからですよ。

ナルホドです。
ただ、国内線の需要の大きさも否定していませんが、国土が狭く、高齢化し、人口減少が確実な日本の企業が、国内市場だけで生き残っていくのは至難。

それに、メーカーを中心に多くの企業が海外に進出し、技術力・経済力で世界貢献を進めることによって国力を保っていくべきであろう日本のインフラとしての航空会社が国際線を主体的に運行できないのであれば、この国の自立はどうなっていくのでしょうか。

もちろん、何も意航空産業に限ったことではありません。選択と集中は、痛みを伴いますが、必要なことだと思います。

ALL_NIPON_AIR_LINESさんはどのような青写真を描いていらっしゃるのでしょうか。

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1件のコメント

  • Re: 意味がよくわかりません。

    、トベロラカシさん、こんにちは。

    レスありがとうございます。

    >ただ、国内線の需要の大きさも否定していませんが、国土が狭く、高齢化し、人口減少が確実な日本の企業が、国内市場だけで生き残っていくのは至難。

    いやいや、そんなことないですよ!
    ガキの頃「せまいニッポンそんなに急いで…」なんて教え込まれて、日本って狭いんだって思い込んでいるかもしれませんが、北海道から沖縄まで日本ですから、決して狭くないです。
    東京中心に考えても、札幌や福岡で500マイル強ですので、航空機需要は十分にあります。
    また、1億3千万人と言う人口だって、決して少なくはないです。

    例えば、PARISから500マイルだと、ロンドン、フランクフルト、アムステルダム、ブリュッセル、ハンブルグ、ミュンヘン、ミラノなどなど。ヨーロッパは航空機需要が無い?そんなことないですよね??




    >それに、メーカーを中心に多くの企業が海外に進出し、技術力・経済力で世界貢献を進めることによって国力を保っていくべきであろう日本のインフラとしての航空会社が国際線を主体的に運行できないのであれば、この国の自立はどうなっていくのでしょうか。

    航空会社を利益だけ追随させると、仰るとおりになるでしょう。現にANAは、アライアンスにおんぶに抱っこ。自社運航便はドル箱路線だけ。単体での競争力はゼロに等しいです。45/47体制時から押し付けられて政治的要素の強い路線を維持してきたJALとは責任の度合いが違いすぎます。
    また、フェデックスなど航空貨物会社の進出など時代の変化も考慮の上フラッグキャリアとしての責任をになっていかなければならないのでしょう。



    >ALL_NIPON_AIR_LINESさんはどのような青写真を描いていらっしゃるのでしょうか。

    私は専門家でも学者でもありませんのでえらそうなことはいえませんが、JALには組合年金など過去からの負の遺産を先ず清算する必要があるでしょう。
    また、国もただカネを出すような支援ではなく、航空行政全体を見直さなければなりません。
    地方空港の赤字路線も問題になっていますが、成田・羽田・新千歳・神戸・福岡・中部・関西・那覇以外の空港は、バス以外の公共交通のアクセスがありません。伊丹は一応モノレールがありますが、中心部直通ではないです。まあ、伊丹は存続自体に問題があるようなので別としても、鉄道の支線の新設やルート変更をしてでも空港アクセスのインフラを整備しなければ地方空港の利用価値は上がりません。
    静岡空港が新幹線駅にアクセスしていたら、どうなっていたでしょうかね?

    鉄道網世界一のドイツフランクフルト空港からは、ICE(ドイツの新幹線)がドイツ国内をはじめ近隣主要都市から乗り入れています。パリ、シャルルrドゴール空港もタリスやTGVが乗り入れています。
    これらの列車の一部は、AFやLHの便名を背負ってC/S便として運航しているものまであります。競争も必要ですが共存のために努力もしていると言うことです。JL便名の新幹線があったっておかしくないと思います。

    せっかく政権交代して、鉄チャン大臣が誕生したのですから、変わることを期待しています。

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    空港へのアクセス

    再び、こんにちは。

    再建の青写真、年金と空港へのアクセス。
    同感です。

    年金だけでなく、給与制度・福利厚生制度は抜本的に見直すべきでしょう。
    GMやクライスラー同様、一旦国家管理にして、そういった「膿(と敢えて言います)」を出し切るべきでしょう。

    欧州では国内市場で競合もあるはずですが、上手く協業もしている。
    こういうところは見習うべきですね。

    一方、日本の国内市場についての見方はやはり違います。

    欧州を例にとっていらっしゃいますが、日本の3倍以上の人口を擁し、10倍以上の面積を有するEUと日本を同列に並べることはできないでしょう。しかも、日本の女性人口の25%が「高齢者」という事実。

    また、その首都乃至首都級の都市と、日本の地方都市も同列に並べてはいけないでしょう。

    観光需要だけでなく、商流や政治の流れもある。ブリュッセルは欧州政治の中心都市の一つだし、事実上の金融首都であるロンドン、欧州中銀所在地のフランクフルト・・・

    北海道の経済規模はそれなりなんでしょうが、対沖縄に大きな商流があるとは思えません。

    そんな欧州でも、パリ-ブリュッセルは航空便はもうないのではなかったでしたっけ。
    それに、ロンドン-パリ、ロンドン-ブリュッセルの旅客シェアはユーロスターが3分の2以上占めているのではなかったですか。

    やはり陸路の利便性が上がればそちらに流れるのは必定。

    国内市場はベースとしてあるかもしれませんが、成長市場とは言えません。

    そんなこんなを考えての冨山氏のプランに期待したいと思います。