ドラゴンさん ドラゴンさん、こんにちは 過去投稿拝見させて頂きました。 2点だけ、ちょっと気になった部分に感想を書かせて下さい。 > 接客業に携わる人であれば、先にチップを渡しても失礼にはならないと考えています。 僕はチップを受け取る側で、先にチップを渡されるお客さんがたまにいらっしゃいます。 ただその場合、心の中ではちょっと苦笑いしてしまいます。 (リムジンの運転席に座る前は、後部座席に客として座る事の方が多かったので、お客さんの気持ちは判ります) これはつまり、 > しゅとめにそれをやると、『しかるべき待遇をお願いします』という意味になってしまい、失礼になる」 と同じで、受け取る方は「チップを弾むからしっかりサービスしてくれよ!」という意味で受け取ります。 勿論、同業者でも先にチップを貰って大喜びしている連中も沢山居ます、あくまで『僕は』です。 僕の場合は、『チップの額(有無)に関わらずサービスの質は変えない』というポリシーなので、あくまで最後に頂くチップはオマケなんです。 まぁ、正直な話では、先にチップを渡されると「こいつ、先にチップを渡しておかないといい加減なサービスしかしないだろう・・・」と見られているようでちょっと自尊心が傷つく部分はあります。 (繰り返しになりますが、チップを渡さないといい加減なサービスしかしない同業者も沢山居ます。先にチップを渡すというのはそういう意味では確かに効果はあります) 自家用ジェット機で家族旅行へ行く人の$100と、中流の所得レベルの若夫婦の結婚式での$100では、同じ$100でも価値が違いますから、僕の場合は額自体では判断せず、どちらかと言うと「このホテルに泊まって(こんな御屋敷に住んで)このレストランで夕食をして、それでチップはこの額?」という感じです。 どんなにチップを弾む気前の良い客でも嫌な客は嫌ですし・・・(笑) 勿論、外国人(アメリカ人以外)であれば、チップに限らず「文化風習の違う国から来てる人だし・・・」で、なんでもOkです。 スマートなのは、昼食とか夕食でお客さんをレストランで降ろした時に、たまに「これはチップじゃないよ・・・待ってる間、これで何か食べて」と$20位渡してくれるお客さんがいます。 つまり、「チップはそれなりの額を後で渡すよ・・」という意味でもありますから、正直な話をするとちょっと期待してしまいます(笑) 2点目は > アメリカでもチップをもらえる職種と、もらえない職種の間に、このようなあつれきはあるのでしょうか。 日本食レストランなどでは、板さんとチップを分けているような場合もあるようです(多いようです) ただ、以前日本食レストランでウエイトレスをしていた日本人女性の友人が「ウチは板さんにチップのX%(忘れました)取られるのよ・・・アメリカ系じゃそんな事しないよねぇ・・・」とぼやいていたのを記憶しています。 つまり、彼女は「板さんに、取られる」という表現をしていたので、彼女の意思で感謝を込めて「同じ職場で料理を作ってくれている板さんにもおすそ分け」というわけでは無い事は感じました。 お書きになっていたように、ホテルでもチップをもらえる職種ともらえない職種があります。 同様に、管理職はもらえないです。コンシェルジェも通常の案内だけだったらもらえないですね。 職場内ではチップをもらえない職種がチップの件で愚痴ると「だったらチップをもらえる職場に就けば?」と、同じ職種の仲間からもチップをもらえる職種からも言われるようです。 (世襲制の士農工商じゃないですから・・・) 実際に、あるホテルで数10年ベルマンをしている顔見知りが「管理職になると収入が減るから管理職の話は何度か来たけど断り続けている」と言っていました。 あと、同じ職種で転職する事は多いみたいです。 ペニンシュラのベルマンが、しばらく見ないとフォーシーズンでベルマンとして働いていたり・・・。 馴染みのクリーニング屋さんはとっても愛想が良くて、サービスも良くて・・・でもチップを渡した事はありません。 同じモールに入っているレストランでは必ずチップを置いてきます。 これは不公平というのではなくて、単に『職種』じゃないかと思います。 同じ会社でも路線バスのドライバーはチップをもらえませんが、観光バス(チャーターバス)のドライバーは必ずチップがもらえます。 路線バスのドライバーがチップの件で愚痴ると「チップが欲しければ路線バスじゃなくて観光バスを運転すれば・・・?」という返事が返ってくるのが見えているので、彼らは決してチップの事は話題にしないです。
ご感想、拝読しました J@LAさん、【ドラコン】です。過去投稿につき、早速のご感想をいただき、ありがとうございます。 過去投稿は、あくまでも日本国内でのマナーを前提にして、書き込んでいます。接客業の方のご感想は、興味深く拝読しました。 >スマートなのは、昼食とか夕食でお客さんをレストランで降ろした時に、たまに「これはチップじゃないよ・・・待ってる間、これで何か食べて」と$20位渡してくれるお客さんがいます。 つまり、「チップはそれなりの額を後で渡すよ・・」という意味でもありますから、正直な話をするとちょっと期待してしまいます(笑) これは、日本国内でも似たようなことはあるようですね。旅行関係ではなく、引越しの場合ですが、作業開始前に人数を確認し、お昼に心付けを出すのは、スマートなやり方のようです。(詳しくは、こちらのサイトをご参照のこと。http://allabout.co.jp/gm/gc/72420/)。
引越しは・・・・ 引越し屋さんのランチは、こちらでも自動的に依頼主持ちですね。 まぁ、ほとんどが近所のバーガー屋さんで人数分のハンバーガーを買ってくるかピザの出前ですが・・・。 他にチップ関連と言うと、 * 美容室(床屋さん)、女性はチップの額で結構悩むようです。 * 靴磨き(最近、居なくなりましたねぇ・・・) * レッカー車(人と状況によります) * 車を修理してもらったメカニック(人と状況によります) * ホテルのコンシェルジェは、難しいチケットを取ってもらったような時とか * 洗車場で拭き取り仕上げをしてくれる係 * 観光バスの運転手さん(個々でチケットを買って乗るような観光。団体のチャーターでは運営者が払う) * Valet駐車係(鍵付きで車を預ける係、預けた時ではなく車を受け取った時) * ピザの配達 * スーパーなどで買った物を車まで運んでくれる係 * ストリップの踊り子さん(失礼・・・これ余計ですね・・・笑) * 庭師さん(最近は払わない傾向が強くなっているようです) * 空港&駅のポーター(Skycap、Redcapと呼ばれる人たち) * ディナーショウなどでの席への案内係 * 大きな物(冷蔵庫/ダイニングセットなど)を配達してもらった時(時と場合により) * 家の修理(下水の詰まりとか・・・時と場合により) チップを渡す場面ってまだいくつかあるような気もしますが、いまはこれくらいしか思いつかないです。 逆に絶対に渡してはいけない相手や渡すと失礼になる相手、通常は渡さない相手 * 連邦公務員(法律で禁止されています) * 同様に州や市町村の公務員 * 警察官(所属省庁、連邦、州、市、郡に関わらず)や類似する職種、結構大きな罪になります。 * 管理職&事務職 * ホテルのフロント係 * レストランの席への案内係(Hostess/Hostでマネージャーではない。マネージャーは普通は私服) * 警備員(警察官と違って法律で禁止されているわけではないけれど普通は受け取らない) これも今のところ思いつくのはこの程度です。 勿論、人によって環境によって変わりますが、あくまで僕が思いつくシチュエーションです。