退会ユーザ @*******
11/07/06 23:35

Re: 「旅なれた・・」の意味って・・・

内蔵介さん こんばんは

好奇心と示唆に満ちた書き込みで、いつも刺激を受けております。

「旅なれる」の意味をよく考えずにイメージだけで質問していたことに気がつきました。
みなさんのご意見を読んでいるうちに、自分が何を望んでいるのかが分かってきたところです。

あらためて整理すると、
「旅なれた人物」とは、
旅行中に起こりえる危機の回避法や起きた場合の対処法に自信をもち、
そのことが余裕ある立ち居振る舞いにつながり、
よからぬ目的をもった人々にとって「手ごわい旅行者」として映り、
結果として、危険な目に逢わずに済む旅行者。
かなあ……。

理想像だし、いきなり「旅なれ」は無理ですが、
悪党はどこを見て「騙しやすし」と判断するのかを知れば、
表面的にであっても、「旅なれ風」になれるかもしれないと思いました。

>しかし・・・旅に出るのには慣れた人であっても、皆さん仰せのように、初めての土地ではやはり旅人にしか見えないのではないでしょうか。

ですね。
やはり、地元の事情に精通しているか否かも鍵となるなら、あまり多くを望まない方がよいのかもしれませんね。

>余談ですが・・・報道番組で現地在住のアナウンサ(や現地滞在のパートタイムレポータ)が出てくると、顔つきを見ると大抵の場合・・・この人、現地化しているナア・・・と思います。

たしかに!
タイの選挙ニュースを観てたら、どう見てもタイ人の日本人アナウンサーが現地レポートしてた(笑)!

またよろしくお願いします!

イノウエ拝

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 理屈ばっかりで申し訳ありません。

    >あらためて整理すると、
    >「旅なれた人物」とは、
    >旅行中に起こりえる危機の回避法や起きた場合の対処法に自信をもち、
    >そのことが余裕ある立ち居振る舞いにつながり、
    >よからぬ目的をもった人々にとって「手ごわい旅行者」として映り、
    >結果として、危険な目に逢わずに済む旅行者。
    >かなあ……。

    確かに、イメージそうですよね。
    危険な目・・・というのも、個々人色々でしょうけど、私は根本的に怖がりなので、危険さは本能的に察知する方かな・・と思っていますので、旅行であれば危険なニオイのする場所は避けますね。

    自分で「旅なれた」なんて、とても言えるほど旅行はしていませんが、滞在経験で出発前の緊張感が無くなったのは事実です。

    かつて、忘れ物がないようにチェックシートを作って準備していたのが、今はパスポート、チケット、クレジットカード、洗面具と多少の衣類があれば、何とかなるか・・・なのですが、実は出発前だけでして・・・・

    一昨年初めてイタリアに行ったときは、緊張の連続でした・・・いや、自分では緊張感を感じていなかったのですが、後半ミラノから電車でスイスに入った瞬間(たった3回目なのに)、家内共々ものすごく「ほっとした」感があり、ツエルマット行きの電車に乗ったとたん、全身から力が抜けましたね。

    >悪党はどこを見て「騙しやすし」と判断するのかを知れば、

    なんどか紹介しているエピソードですが、故開高健文豪が戦場を飛びまわっていた時代、相棒の秋元カメラマンと一緒に居ながらローマで寄付金詐欺に遭遇されています。

    騙したのは流暢な日本語、朝日新聞の内容までご存知のイタリア人紳士だったようですが・・・
    開高文豪は作家になった直後から中国(招待)から始まって海外旅行を経験された、それこそ旅行もベテランだったのですが・・・

    翌日大使館に行って事情を説明したところ、大使館員は平然とした「そうですか。10万円(だったか30万円だったか)で済んでよかったですね。これまで騙されてコロシアムを買わされた大富豪も何人かいますよ」と言ったとか・・・。

    危険は慣れだけでは無いようです。
    旅行回数が増えれば増えるほど危険な目に遭う確立も高まる・・・のかもしれません。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    退会ユーザ @*******
    11/07/08 21:54

    『開口閉口』

    内蔵介さん こんばんは

    いえいえ~
    理屈は好きですので、嬉しいですよ。

    『開口閉口』は私も愛読しておりました。
    戦後の日本語エッセイの最高峰の一つだと信じます。
    日本語の練習に何度も読んだ過去もあったりとかで、懐かしいです。

    旅慣れたと思った頃が危ない、というご指摘と受け取ってよいでしょうか。
    それで思い出しましたが、
    新興宗教に取り込まれる人というのは、孤独で理屈に弱い人ではなく、
    「自分は頭が良い」から「騙されるはずがない」と思い込んでいる人だとか。
    論破してやる、間違いを指摘してやると、意気込んで勧誘の話を聞くうち、信者になってしまっているということらしい。
    正直ゾッとしました。
    私に当てはまる(笑)から。

    慣れた頃に、内蔵介さんと開口を思い出すように心がけます。

    またよろしくお願いします!

    イノウエ拝