11/07/10 10:48

フレアガンの携帯には気を付けて

> 中にはフレアー(花火というか、発火筒で火の灯を空中高く発射する)の装置もありますが、

フレア(発炎筒)は、ボートでの携帯義務付けになっているくらいですから、基本的に水上(海、湖、川)での使用を前提としているようですが、特に乾燥した内陸部では使用を控えるようにという通達が出てます。

なお、びびさんはフレア・ガンを持ち歩く事は無いとは思いますが、
『フレア』は発炎筒・発煙材で、それだけだと交通事故で地面に置く発炎筒と変わらず、それを発射する装置が『フレア・ガン』になります。

フレア・ガンは『武器ではない』と定義されていますが、同時に『銃器である』とも定義されています。

カリフォルニア刑法12001条で、
PC12001 (d) For the purposes of Sections 12025 and 12031, the term "firearm" also shall include any rocket, rocket propelled projectile launcher, or similar device containing any explosive or incendiary material [whether or not the device is designed for emergency or distress signaling purposes].

と規定されていて、フレア・ガンでも12025(Concealed Carry)と12031(Loaded carry)の除外にはならないので、持ち運びには銃器と同じ扱いが必要になります。
つまり、フレアガンにフレア(弾)を装着した状態で携帯したり、リックの底にしまっておいたりすると、刑法12025条あるいは12031条違反になる可能性が高いです。

なお、フレア・ガンの口径は12ゲージですから、ショットガンの弾を装着出来ますし、フレアガンでフレアを(水平に)発射して護身用に使ったケースも結構報告されています。
(フレアガンはプラスチック製ですから、12GAのショットガンの弾を発射したら自分の手に大怪我をするでしょうけれど・・・)
つまり、『用途によっては武器に成り得る非常用信号発射銃』と見なされています。

http://www.google.com/search?q=Flare+gun&um=1&ie=UTF-8&tbm=isch&source=og&sa=N&hl=en&tab=wi&biw=888&bih=650

なお、オレンジに塗られていないフレアガンは、模造銃と同様の扱いを受けますので(刑法12556条)、更に取り扱いが面倒になります。
実際にサンルイス・オビスポのレストラン内で口論の相手に弾の込められていないフレアガンを構えて逮捕された女性が居ます。


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2件のコメント

  • ちなみに私はどっちも持っていません(本文なし)

     

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  • フレア・ガンとはちょっと違います

    ハイカーが普通持ち歩くフレアはフレア・ガンとはちょっと違います。フレア・ガンを持ち歩いているハイカーがゼロという訳ではないでしょうが、フレアを持ち歩く人はかなり人里離れたウィルダネス奥地に行く人で、そうなると少しでも荷物の重量を軽くしたいので、例え強化プラスチック製でも銃形式のものは好まれません。

    一応こちらに掲載されている、

    http://www.orionsignals.com/Outdoor/products/signals.html

    Red Aerial Signalなどが主流でしょうか。説明にもありますが、400フィート位は打ち上げられます。

    本来なら、打ち上げて地上にフレアが落ちてくる前に鎮火して火事を起こさないように設計されているはずですが、悪条件が重なると火事が起こる事態が起きてしまいます。

    どっちにしても取り扱いに十分注意が必要なことには変わりはありませんが。

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    11/07/10 12:28

    なるほど・・・

    確かに本当に花火みたいなフレアなんですね。

    でも、見た目が地面に置く(あるいは手に持つ)フレアと変わりないので、間違えて使うと怖いですね。
    http://www.youtube.com/watch?v=i3czBsTMuhg

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