サウンド・オブ・ミュージック こんばんは、岡山1様 ノッティングヒル同様に映画を見て行きたくなった所はたくさんあります。 ザルツブルグ、ザルツカンマーグートもその一つです。 DVDももう何度見た事でしょう。 本当は今年6月ごろに行くつもりで計画を立てていたのですが、 家の都合で行けなくなってしまったのです。 ですからなおさらあの美しい風景の中に身を置きたい気持ちがつのります。 旅行ってタイミングを外すとなかなか次の良い機会が巡ってこないんですよね。 マリアが歌ったあの美しい景色はこれからも変わらずあるのでしょうから、 次の機会を逃さず是非行ってみたいものです。
サウンド・オブ・ミュージックの美しい風景は、今でもあります。風景は美しい、だけど、 ミニバスで運行している「元祖 サウンド・オブ・ミュージック」に 乗ると、簡単に美しい風景の舞台に連れて行ってくれます。 映画を見たときには、判らなかったこと。 ドイツ語圏なのに、オーストリア人が想定なのに、 俳優はすべて英語を話す。 ドイツ・ナチスのオーストリア侵略への批判を描いた。 結局、米英のドイツへの批判の物語なんですね。 名画、「ウエスト・サイド・ストーリー」でも、 プエルトリコの不良と、アメリカの不良の喧嘩の物語。 ロミオとジュリエットの話を下敷きにしている。 ミュージカルの甘い衣に包んで、民族問題を提示する。 日本人にはできない一番弱いところですね。 日韓併合時代の日本が朝鮮におよぼした恩恵なんか、 絶対、ミュージカルにはできない。 その一方で、逆はある。韓国の出来の良いミュージカル、 「明世皇后」は、韓国ナショナリズムの強烈な主張。 びん妃がロシアとの結託した正当性を主張する。 これも、出来が良いミュージカルだけに、 その虚構性を追求しにくいんだわな。 ミュージカルの罠だと思います。 洋物のミュージカルのコピーしか公演しない日本の劇団四季、 日本版マンマ・ミーアを見たら(ロンドンでオリジナルを3度見ました)、 出来もひどいし、馬鹿みたい。
ミュージカルは全て忘れて感情移入します 岡山1様 「サウンド・オブ・ミュージック」でも「ウエストサイド・ストーリー」や他の映画・舞台でも それぞれの時代背景や製作話は、より楽しむために知識として知ってはいますが、 映画を見る時、舞台を見る時にはもうそんなことはどこかへ飛んで行ってしまい、 ただもう美しい音楽を楽しみ、激しいダンスに見とれ、主人公たちの心情に 感情移入している自分がいます。 「マンマ・ミーア」劇団四季はダメですか(笑) 私も大阪で一度見ました。 ロンドンでは2回見てます。 あれはもう単純に純粋にABBAの音楽を楽しめばいいのかな、なんて。 フィナーレはもうライブのノリで元気になりますね。 最近では「ビリー・エリオット」で大泣きしました。 お父さんがお兄さんを説得する"He could be a star"なんて 親の気持ちになると、もう涙なくして聞けません。 炭鉱夫たちのヘッドライトだけで、誇り高く歌う ”Once We Were Kings" もう感情が入ってハンカチグシャグシャです。 なんだか書いていてまたミュージカルを見に行きたくなってきました。 でも来年はロンドンオリンピックでロンドンも込み合うことでしょうから、 ちょっと行けませんね。