何と言っても『エロイカより愛をこめて』です 何を置いても『エロイカより愛をこめて』(青池保子著、秋田書店)です。 NATOのドイツ人エージェントのエーベルバッハ少佐とイギリス人の美術品泥棒のグローリア伯爵(通称エロイカ)が主人公のコメディ漫画で、一度休止期間がありましたが30年近く続いている長寿連載漫画です。 これを読んでドイツ好きになったのは私だけでは無く、もはや「エロイカ現象」と言っても過言ではないようで、ドイツ語専攻やドイツ旅行は序の口、高じて外務官僚や自衛官になってしまう人すらいるそうなので。 作品の舞台もドイツのほかヨーロッパ各地に及んでいて、昨年12月には「エロイカの歩き方」という旅行案内書まで出ました。 直近ではイタリアやキプロスが舞台となっていて、私も出かけてみたくなりました。 青池作品には中世スペインの『アルカサル』などヨーロッパが舞台の作品が主なので、ヨーロッパ旅行の前に読むと2度楽しめます。
『エロイカより愛をこめて』と欧州旅行 エマさん みなさま こんばんは 『エロイカより愛をこめて』は、まだソ連邦があった頃に読みましたよ! ちょっくらヨーロッパに強盗しに行きたくなりました。 まだ続いていたとは、驚きました。 たしか、少佐の岳父はドイツ国防軍の戦車隊長って設定でしたよね。 タイガー戦車に乗ってたのか……。 いや、少佐はいまでも少佐なのだろうか。 赤い狐は、KGBがなくなってどうしているのだろうか。 「エロイカの歩き方」なる旅行ガイド? いいなあ。 リストに追加しないと! では!
Re: 『エロイカより愛をこめて』と欧州旅行 イノウエさま こんばんは うふふ、軟弱な少女漫画なんぞ読めるかっ!て真面目なおじさま方に トピ主であるイノウエ様に代わって説明すると 「エロイカ」=ベトベン(のだめ風)の「英雄」です。英国貴族で薀蓄たれの伯爵はもちろん、「NATOの万年少佐」は相変わらず少佐のままです。「エロイカの歩き方」はアマゾンで早速チェック、週末に紀伊〇屋で探してきます。 昔に読みふけった頃のエロイカでは少佐はじめスパイ達はアウトバーンをベンツで疾走していましたが、現在ではLCCで欧州中を飛び回っています。少佐曰く「エア・ベルリンはLCCの中ではピカイチ」とか何とか、そんな発言をしていました。・・・時代ですねぇ。 cokemomoさま 「王家の紋章」はエジプト好きの友人に借りて読んでました。主人公キャロル嬢があっちこっちに出没している間に いつの間にかフェードアウトしてしまいましたが。 「ガラスの仮面」はNo303で ゆうちゃん★さまが とんでもない(笑)記事を見つけてくださいました。脱力系まちがいなし、です。 コミック話ばかりではなんなので、真面目に「旅心を直撃した作品」、小説も漫画もありますが、近いところでは一昨年に行ったマルタ島。カラヴァッジョの絵画「聖ヨハネの斬首」を見るために旅程を組みました。「気長に待ってればそのうち来日する絵画」もあれば「死ぬまで待ってても絶対に日本には来ない絵」もありまして、この絵は後者の方でした。 子供の頃は漠然と「行ってみたいな~よその国♪」だったのが、大人になって、自分で情報を選択して好きな場所に行ける・・・たとえ加齢と共に肩こり腰痛がつらくなっても(笑)、年齢を重ねていくのは、とても楽しいことだと思います。
Re: 何と言っても『エロイカより愛をこめて』です エマさんさま はじめまして このトピに飛び込むタイミングを逸してしまい指をくわえて じ~~~と眺めていましたが、エロイカが出てきたので思い切って飛び込み台からジャーーーンプ!です。 そうですね、このマンガを読み出したのは文庫本になってからですが、当時イタイケ(笑)な少女だった私には 世界中を飛び跳ねて活躍する彼らの姿がとても格好よかったです。 当時の世相を反映して「こぐまのミーシャ(今でも御活躍)」「みどりのたぬき」・・・ああ懐かしい!(うるうる) スピンオフでZ君シリーズもありましたよね。 このマンガで「賞味期限切れのケーキを食べるのは かなりヤバい」事を、少佐によって学びました(^_-) 鉄板はやはり「文句があるならベルサイユにいらっしゃい!」のベルバラですが、このエロイカも、私の欧州への憧れをかき立てた作品です。
今ではダイレクトに読んでます 同好の方がいらっしゃったとは! 私が読み始めたのは80年代(年がバレバレ・・・汗)ですが、そのときは単行本で、同級生に勧められてからハマりました。 現在では単行化まで待ちきれないので、ダイレクトに連載誌を買って読んでます。 そのせいか私の美術趣味もだんだん伯爵寄りになったな~と思ったりして(汗) 印象派や現代美術はパスで、ビザンチンや中世美術に惹かれてます。