Native town （自称）

Native town は、いわゆる生まれ故郷ですが、かの地は勝手に自分でそう定めている土地です。

北米と言っても、いろいろ地域性があって、大平原もあれば、山岳地帯、海辺、川や湖、と様々ですが、New York State の Uptown と言われる地域は、日本の東北地方の山間部に似た味わいがあります。
と、大自然を語れるほどの Uptown ではなく、大都会ニューヨーク市から、車でちょっとしか離れていないんですがね。
そこのモーテルだの宿屋だので暮らしておりますと、向こうの林にうさぎが消えて行ったり、ちょっと車を走らせると鹿が小路を横切ったりすることもあります。

３０年ほど前のＣＭでかの釣りで有名な作家が登場なさって「ニューヨークでは○○が釣れるのだ」というようなナレーションがありましたが、あちらは土地が広い分、家だの建て込まずに放ったらかしにしとけば、そのまま大自然が残されるわけで、公園にリスがいても何の不思議もないわけです。
北米トピでも書いたことがありますが、日本人旅行者はニューヨークとかでリスを見かけると、そりゃあもう大騒ぎ。^^;)

田舎の町は、昔は買い物の間、車の窓を開けたまま（当然ロックはしない）駐車しておいても何の問題もなかったんですが、最近は窓を閉めてロックしてます。
先週あたり、マディソン（ウィスコンシン州の州都）に滞在している方の投稿があって、日本人旅行者仲間を誘ってましたが、たぶん、いらっしゃいませんね。
マディソンは私は１泊だけしましたが、州都と言っても人口などの規模では日本の田舎町と同じ程度です。
あのあたりは森と湖と川、そしていくらかの草原が延々と続き、もう少し西へ行けば「大草原の小さな家」の舞台の諸州が広がっています。