便乗させて下さい シロカイーナさん、失礼致します。 本来なら良い意味で使われていたはずの語彙が ここ最近そうは思えなくなってきてしまって困惑しております。 「絶景」「珠玉」「素敵です」「美味しいです」「素晴らしいです」等々。。。 これらの言葉に全く魅力を感じなくなってしましました。 例えて言うなら広告や宣伝で一気にブームになって売れたベストセラーが いつしか古本屋の棚に山積みになって誰にも見向きもされなくなった、と言うところでしょうか? どこが素晴らしいと言う場合に必ず他の場所を引き合いに出して他を貶めて 「そちらよりもこちらの方がずっと素晴らしい」とか 「誰それのこう言う評価よりも私のこれこれの評価の方が正しい」とか 他者との比較でしか物を語れない方もいらっしゃるようですが 真の評価と言う物は相対的でなくとも良いはずではないかと思われます。 文章内での誤字脱字の多い方、一般とは違う独自の語彙の解釈をされているような方に 含蓄のある滋味深い表現を求める事が無理なのかも知れませんが。。。 判で押したような月並みで使い古された言い回しではとても他の人の感動を呼ぶことはできないでしょう。 そう言った意味でも他の人の旅への憧憬を呼び起こすような「フレーズ」と言う物は 生半な事では書き表すことは出来ない物だと感じております。
なぜ相対的か? 円湖翠窟珊甫さん こんばんは いつも鋭いことをお書きになる。 >真の評価と言う物は相対的でなくとも良いはずではないかと思われます。 まさに! 褒めたいそのものズバリを持ち上げればよいのに、あえて比較対象をつくって落としてもあんま効果はないですね。 みかんの酸っぱさをいくら強調して落としたところで、りんごの甘さに説得力は出ないのになあ、と思ってました。 最近、だれのエッセーだったかなあ、 「赤ん坊は言葉を持たないから泣くのだ」という記述があり、なるほどそんな見方もあるなあと刺激されました。 ここからの連想ですが、子どもはなんで「相対的」に説得しようとするのか? 言葉が完成していないからだろうか。 「みんなも言ってる」「本にも書いてあった」……相対的に多数に所属する、相対的に権威に近い、そんな説得。 「僕は○○回もやったから正しい」……相手より相対的に数が多いという説得。 「○○はダメだ。だから僕が正しい」……これが、相手を落として相対的に自分を持ち上げようとする説得。 誰もが通った道ですね。 あんまし威力がないと思い知る過程を経て、次の段階へと進むんです。 かくいう私にも経験が(笑)。 さらに考え込んだのは、現代ほどには語彙数もレトリックレパートリーも共有されていない時代の大人は、どんな方法で意見の異なる仲間を説得していたのか、どんなふうに世界がみえていたのだろうかとうあたり。とても興味が湧きました。そんなわけで、フランスのラスコーに行ってみくなったんです。レプリカや遺跡群をながめて何がわかるってこともないだろうけれども、何か感じるものはあるんじゃあないかなあ。この11月を予定していたのですが、諸事情で延期になってしまった。まあ、来年ですね。mamoruさんや円湖翠窟珊甫さんの解説で惹きつけられた、ゴッホ終焉の地オーヴェール・シュル・オワーズにも行こうかなと思うんで、そのときはどうかよろしくお願いいたします。 では!
Re: 便乗させて下さい 言葉や風景だけの旅行など とっくの昔に飽きて、 今では行く先々の人々の笑顔が重要になっています。 どんなに絶景であっても大自然が剥き出しの姿で頑張ってるだけで、 それ以上のプラスアルファは何にも無い。 でも人間の表情は無限で、人間の心こそ絶景であり珠玉である。 人間を追い掛けると簡単に言うけれど、言葉は?、となります。 自分に出来る範囲でしか出来ない訳で主にイベロアメリカ文化圏中心、 イレギュラーで英国が含まれます。 「私は私」、「貴方は貴方」、「彼は彼」、 こんな考え方なので誰が何をしていようと関係ない。 誰の意見が正しいというのも無い。 民主主義には人間の数だけ意見が有る、それだけの事。 ブラジルには無数に素晴らしい所が有っても日本からの旅行者は 相も変わらず、イグアス、レンソイス、リオデジャネイロなどの世界遺産中心、 その他の世界遺産には歴史の予習が必要なので勉強嫌いの意思表明、 誰でも分かる大きな被写体が重要とばかりに証拠写真を提出するが、 なんで入口だけで奥まで行かへんの?? もうすぐブラジルに帰りますが、「フレーズ」は、「ファゼンデイロ」 つまり牧場主、家族・友人の牧場に泊まりながらブラジルを楽しみたい。 総走行距離は多分6000km、でもほんの一部だけ。
自己分析お見事です あなた様のレスの4行目、9~12行目、下から3~5行目までは、まさにご自分のことを客観的で見ておられて感心いたします。 あなた様の過去のレスを思い出して、なるほど「珠玉」や他の方もこのトピで旅に出たくなるフレーズに挙げていましたし、「絶景」はnontaさんだけでなく、私もそれだけで行きたくなります。あなたもそうでしたか。 まあ、みんな同じですよね。旅好き同士ですもの。「素敵や素晴らしい」は私もよく使わせてもらっています。トピ主さんがその言葉に乗り出して来ますから。それらの言葉にはみな魔力がありますものね。 私もあなた様の自己分析を見習いたいと思っていますが、なかなか自分のことはわからないものですね。 私はまだ、修行が足りないようです。
私はまだ、修行が足りないようです。 マルコポーロ3さん なんだ貴殿もご自分でお分かりになっておられるんですね。 安心しました。 りっぱなお山の大将サマ・・・を自認しておられるんだと少し心配しておりました。