Re: 世間話をするのは、旅の楽しみの一つです。

大使館など入り口の警備が厳しく、ふらっと行って中にはいれるようなところじゃないです。精々、直接個人との接触がある領事部に。そこも今、ガラス張りの窓の向こうの事務所の係り員と、インターフォンを使っての会話です。書類などは小さな隙間から。そして、少しでも雑談にもなると、一番奥に座っているお偉いさんに睨まれ、通常の時間以上になると、そのおっさんが、「何かお困りですか?」で横居れをしてくる。
日本の広報をしている文化部(?)も現地の人向けで、日本人が行くと、「あんた、だーれ」で待遇。講演会とか催しがある時は、少しは活気がありますが、普段は誰もいない閑古鳥が鳴いており、係り員は奥の部屋から出てこないし、警備員だけ。

しかし、ほとんどの日本人は、偶然に目と目が合うと、ものの見事に嫌悪感の表情。レストランで近くの席をとった日本人が、メニューの見方も分からず、トンチンカンな片言英語でウエイトレスが困りきっているのを見て、お手伝いでもしようとすると、虫けらを追っ払うような仕草をされます。

もう、向こうから声をかけてこない限りは、絶対にこちらから声をかけないようになってしまいました。女房からも、日本人はおかしいね、って言われています。

旅をして、鮮明に記憶に残っている場所は、そこで人間と会話があった場所だけなんですが、知らない人との会話を避ける人は、どうなんでしょうか? 日本人宿でも、ほとんどの若者は会話なし、もくもくとノート・ブックで検索をしています。会話があるのは、爺さんの一人旅の人や、夫婦で世界一周中の人だけ。どうやら、現在の中年以下は、どこに行っても他人との会話は、無駄そのもので、効率よく旅をする邪魔者と理解し、嫌悪と感じているようです。必要な情報はすべてNETでと。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 若者は、会話を怖がる人が多いような気がしますね。

    mxegamiさん、どーも。

    >>もう、向こうから声をかけてこない限りは、絶対にこちらから声をかけないようになってしまいました。女房からも、日本人はおかしいね、って言われています。

    いや、本当に最近はそうですよね。
    東南アジアの安宿に行くと日本人はいても、
    一人の世界に閉じこもって、漫画を読みふけっているとかね。

    『日本人宿のビンジュオンホテルには、マンガを読みふける日本人の若者がたくさんいた』@フエ/ベトナム
    http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2002/binh_duong_hotel.htm

    >>ビンジュオンに入ったところにソファがあって、ここには、日本人の若者がウジャウジャと固まっていた。
    >>しかし、何をするでもなく、ただ、マンガ本を読んでいるようだ。
    >>これから向かうカンボジアのシェムリアップでも、こういう若者を見ることになる。
    >>ただマンガ本を読みながら、日本人宿のロビーにたむろしている。

    でも、本心では寂しいので、
    殻を破ってあげると、すぐなついてきますよ。

    >>現在の中年以下は、どこに行っても他人との会話は、無駄そのもので、効率よく旅をする邪魔者と理解し、嫌悪と感じているようです。必要な情報はすべてNETでと。

    ネットで検索しても、引っかかるのは、広告や信用できない情報ばかりなので、
    ほとんど意味ないんですけどねー。

    旅行経験が少ないと、わからないんでしょうね。
    情報は自分で手に入れるものだということが。

    その点、若い女性は、行動的だし、話も合います。
    ですから僕は、30歳前後の女性一人旅の人が好きですねー♪

    みどりのくつした

    • いいね! 0
    • コメント 0件