カナダでの保税取り扱い

Billy5様

 私がキューバに行ったのはカナダ在住時でしたので、トロント空港での入国、税関検査が「カナダ人」扱いされたのは当然ですが、Billy5様の場合は日本への乗継が翌日のためやむを得ずカナダ入国をするのですから、「保税扱い」が可能なのではないかと思います(日本とカナダで二重課税を避ける条約があるはずですから)。
 まず、機内で配られる入国審査カードには実際に持っているお酒と葉巻の量を正確に書いてください。入国審査ブースで成田便のチケットを見せながら「確かにこの量のお酒と葉巻を持っているが、自分はこれをカナダ国内で消費しないし、出来れば持ち込むこともしないで明日の乗り継ぎ便で日本に持ち帰るつもりだ。どうしたらよいか」とお尋ねください(大体のところを言えば、カナダ人入管職員は「察し」てくれますし、必要なら日本語通訳を行う入管職員も待機しています)。職員がたぶん保税預かり所(エア・カナダのバゲージ・クレームが代行している可能性が大きい)に行くように指示すると思いますので、そこで翌日の乗り継ぎチケットを示し、お酒と葉巻を預けてしまえば、そこで預けた証明と、入国審査カードに免税の証明を書き込むので、免税のゲートでカナダに入国できると思います。
 翌日、チェックインの際、前日預けた証明書を示して、どこでいつ返してもらうかを聞いてください。カナダの免税店でお酒・タバコ類を買った際には搭乗便を確認されて引換券を渡され、搭乗ゲートを通った後、機内に入るところで引換券と交換して免税品を渡されるので、同様の手続きではないかと思います。
 私自身が実際にこういう事例を体験したことがほとんどないので(南アフリカから日本に戻る際、1泊したシンガポールでは免税範囲を超える「3本のワイン」を抱えていたので、保税取り扱い場所などを聞こうと入国前に案内所に行ったら、「かまわない、そのままホテルへ持って行け」と言われてしまい、実際に税関検査をそのまま通ってしまいました。多分面倒くさかったのでしょう)、確実なことがいえず申し訳ありません。とにかく出来る限りのことを聞いて(トロント空港の入管はいつも空いてますから、お後のことは気にせずしっかり聞いてください)、なるべく二重課税をお避けになることをお勧めします。

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1件のコメント

  • 05/11/09 16:43

    Re: カナダでの保税取り扱い

    Sachitoroさま、

    (何度か書き込みをしたつもりですが、なぜか上手く投稿できませんでした。)
    改めまして、情報ありがとうございます。
    調べたところ、カナダは嗜好品の税金も高いようで、税金逃れに対する罰則が厳しいと聞きました。正しく申告というか保税のための手続きを尋ねて、不要な納税を避けようと思っています。
    行くまでは時間があるのでしっかり調べて出発を待つというようにしたいです。

    キューバの治安も少し悪くなってきているというように聞いています。
    気をつけて旅に出るつもりです。
    また、せっかくなのでこの掲示板で、誰か現地の同行者が居ないか募集してみる予定であります。

    重ね重ね情報ありがとうございました。

    Billy5

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    Re^2: カナダでの保税取り扱い

    Billy5様

     カナダでは節煙のため、タバコは日本の倍以上の値段がします。またお酒は度数の低いビールとワインは日本より税金が安い分、値段も安いですが、度数の高い酒類には高額の税金がかけられています(ピューリタンの名残と、アルコール中毒や喫煙による病気を防止して、医療費・・・全額国庫負担・・・を抑えようとする政策から出ています)。ケベック州以外では、州営の酒屋しか減速としてお酒が買えないとか、戸外で飲酒をしてはいけないとか(なんでもそれを知らない日本から来たばかりの人が、花見酒をして警察のご厄介になることもあるとか)、キューバは「飲めや、吸えや」ですから大違いですね。

     エア・カナダの国際線のトロント到着、出発はターミナル1から直接できるようになったと広報されていました。ついこの前までは工事のために、バス移動して滑走路の反対側にあるターミナルに動かねばならなかったので、ゲートに到着してからバスで移動して、入国審査が終わるまでにスムーズに行って30分ほどもかかったのですが、多分10分台に短縮されると思います。ラウンジはまたこの前説明した国内線と共用のところを使うことになるはずです。時々込んだりしますが、成田あたりのラウンジの混雑とは大違いですからご安心を。

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