Re^2: 太平洋の真ん中

検索で貨客船と入力すると出てきます。
私は切符を手に入れるまで、2年半かかりました。区間が短ければもっと早く見つかるかもしれません。
世界全部相手の早い者勝ちでですから、貨物船を扱う業者に依頼しておいたほうが良いです。
日にちは指定せず船の都合次第です。その為余程の暇人かリタイアー組みです。
自分一人で直接切符を手に入れるのは時間的に事実上困難です。

25000トンのコンテナー船でしたがお客は4人だけで働かない高級船員のようなものです。
日本、英国、豪州、ドイツ人です。皆60代後半の男女でした。
船員は全員で22名リベリア船籍のドイツ船です。コンチローマ号と言います。

客船の様な派手なイベントはありません。赤道祭りや、水掛祭りくらいでした。
食事は10日ごとのレパートリーの繰り返しでした。
船長と同じものを食べましたが、夜中に食堂の冷蔵庫を勝手に開けるのは自由です。

余分な費用は殆どかかりません。私の場合ロンドン、NYの大西洋がドイツの学生に取られ、
NYからパナマ運河を通りタヒチ、ニュージーランド、ニューカレドニア、オーストラリア、シンガポール、
サウジアラビア、エジプト、イタリア、ジブラルタル、イギリスと西回り約95万円2ヵ月半です。

荷物の都合に合わせて各国に寄港しました。荷物作業中に1～2日街の観光をしました。
野菜や果物はところどころで荷揚げしました。シンガポールでは日本のりんご富士が入り食べました。
10時と15時には行く行かないは自由ですが、毎日お茶の時間です。

船内ではストレッチが出来、各部屋は客船より広いです。
インドネシアや地中海など陸地が近い所ではTVも見られました。
私は短波受信機がありましたので、日本からの放送は毎日聞いていましたので、飽きません。

入港するときは船長や水先案内人と並んでデッキで見学していました。
ロンドンで下船後はアルバニアなどヨーロッパ各地を旅行しました。
また2月でしたがNYで船を待っている間に大西洋が荒れて3日遅れたため、
ナイアガラのJTB現地ツアーに飛行機で行きました。
合計3ヶ月間に季節は冬春夏秋夏春と変わりました。