自己防衛しかないでしょう ごもっともな意見です。 香水の他にも体臭、喫煙者のタバコの臭いも同じことです。電車などで 隣に座られたら、迷わず逃げます。これから物理的に逃れられないので あれば、マスク等で防御する他はありません。日本人を含め東南アジア 人にはマスクはさほど気にならない存在ですし、日本では春先の風物と 化していますが、欧米人には「感染症患者」と見なされるので、嫌がれ るでしょう。しかし、機内は異常に乾燥しているので、適度な湿気を与 えることにより粘膜を守り、雑菌(ウイルスも同じ)の感染から守るた めにマスクをすることは大変良いことなのです。実際に日系の上級クラ スでは配ったりもしています。防臭法は古くは活性炭などによる吸収、 最近では二酸化チタン光触媒でできるラジカルによる分解法が使われて いるようです。もし勇気があるのなら、防臭剤(中和剤)を相手に掛け るという手もありますが、まず訴えられるでしょうね。あとはバッテリ ー駆動の消臭器もありますが、相手に見つかったら気まずいでしょう。 航空機は高度が高く、空気の薄いところを飛ぶため、大部分の空気を循 環再利用しています。当然、汚れた空気は戻ってくるので、フィルター を通過する微粒子も再循環します。これらはタバコの煙やウィルスです。 除去は完全ではないので、僅かながら全体に波及します。除去率は航空 会社の運用コストにも響いてくるので、低コスト航空会社はこのあたり を削っているかもしれません。香水のミストには核となるものがないの で、拡散して、何処かに付着するだけでしょう。機内全面禁煙になる前 のデーターですが、エコノミークラスでは新鮮な空気が不足していると 言われていました。これも機内全面禁煙にしたひとつの理由でしょう。 確かに、この点では、上級クラスに行くことが、一番良い解決法です。 実は私は、タバコが嫌いというのが最大の理由で、上級クラスを選ぶよ うになってしまいました。当時は、上級クラスしか喫煙禁煙を選べなか ったからです。とは言え、どのクラスでも隣に香水のきついかたに座ら れたらおしまいですが。最近は、個室もどきのシートが増えたので、 見知らぬ人との接近もかなり少なくなる傾向にあります。
不自然さ少なく自己防衛。 JORGEさん、はじめまして。丁寧なレス有り難うございます。 全面禁煙になった後の飛行機にしか搭乗経験がなかったもので失念していましたが、そうか、つい最近まで煙害もあったのか…煙草のの煙がぐるぐる機内を循環してる図とかを想像するだけで恐ろしいです。愛煙家の体臭自体も独特のものがありますが、喫煙直後の人が近くにくると粒子か何かが付着しているのでしょう、鼻の粘膜が刺激されてピリピリします。煙直撃は、勘弁して下さいなカンジで。 マスクにも防臭効果があるのですか。あの強烈なかほりが薄皮一枚で軽減可能だとは考えていませんでした。今度機会があれば試してみます。機会が無いにこした事はないんですけども。 後、自己防衛と言えば、映画とかで死体を解剖したりする人が鼻に塗っているアレでしょうか。何を塗ってるかとか、詳しく知らないけど市販されているのか等調べてみたいと思います。一番不自然さがなさそうですし。 実は一昨日欧米から帰国した際、友好的な欧米の方と隣になり私も暇な時間を会話で潰させて貰ったのですが、その方の発する臭いがそれはもう、えも言われえぬというやつで。新鮮な空気を求めて不必要にトイレに立ってみたりはしましたが、まぁ、最後まで突っ込めませんでした。 こういう状況ですと、不自然さなく防臭可能な方法が一番良いかなぁと。 難しいですね。
Re: 自己防衛しかないでしょう JORGEさん、はじめまして。 ちょっと横道にそれますが、 >航空機は高度が高く、空気の薄いところを飛ぶため、大部分の空気を循 >環再利用しています。当然、汚れた空気は戻ってくるので、フィルター そうだったんですか? 以前、ANAの機体整備工場ツアーなどで整備の方が、 『747クラスでも数分で空気は全量入れ替わる』 と説明していたものですから。 循環再利用とは知りませんでした。 http://www.jal.co.jp/jiten/dict/p145.html
う~んどうでしょうか 数分で空気を全て入れ替えるのは、あの狭い空間では不可能ではないで しょうか。一部取り入れるのが数分に一回だと思っていたのですが。 元の記事は、英国版ビジネストラベラーで、この雑誌は、「緊急のさい の手の置き方」とかなかなか濃い内容の記事を載せています。日本から 買うととても高くなるので、止めてしまいましたが。