四度教えて君

朝から、何度も教えて君で失礼します。

バンコクに駐在していた頃、ある人物と出会いました。
彼は日本で会社員をしており、GWや夏季休暇・正月休みに多少の有給休暇を繋ぎ合わせて10日~2週間ほどの旅行をしているそうです。
彼が言うにはサラリーマンパッカーだそうです。
貴殿の定義だと、パッカーじゃありませんけど。
話を聞くと今までにもカトマンズ・インド・パキスタン・中国・カンボジア・ベトナムなどなど皆さんと同じような国やエリアを旅行してきているようです。
ただ彼が絶対的に違う点は聾唖者なのです。
英語どころか日本語も喋ることができません。
たまたま私は以前に少々手話を習ったことがあるので、彼とコミュニケーションができただけなのですが。
そんな彼ですが、彼なりに満足な「旅」をしており、目を輝かせて行った先々の話を私にしてくれました。

そうなると果たして英語なんてものは必須的重要な道具なのか? と考えてしまうのですが。
有れば(出来れば)便利だが、無ければ(出来なければ)無いで何とかなるような気がするんですけどね。
それに自分自身が重要だと身に迫って思ったら、自然と言葉なんか覚えちゃうものだと思うのですが。

以前、韓国なんて国も庶民は英語なんて全く出来ませんでしたよ。
地下鉄が出来た頃、駅でトイレに行きたくなり、切符売り場のおじさんに英語で尋ねたのですが全く通じませんでした。私、恥ずかしながらズボンのチャックを目の前で開けました。おじさん慌てて事務所から飛び出してきてトイレに連れてってくれました。結果としてトイレに無事に行かれました。
聾唖の彼の場合、英語うんぬんの以前の段階で声自体が全く出ませんので、意思疎通の殆どがこのような状態での旅行だと思われます。
それでもなお彼は旅を楽しみ人生を謳歌しておりました。

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3件のコメント

  • 「それでもなお彼は旅を楽しみ人生を謳歌しておりました」と、なぜわかるのか?

    長期海外旅行に英語能力が必要かどうか、
    それは、日常生活に言葉が必要かどうかを考えれば、
    簡単にわかります。

    そこで「言葉がしゃべれなくても、人生を謳歌している人がいるのだから、言葉は必要ではない」と考えるとしたら、
    それは大きな論理的な破綻をしています。

    言葉が話せなくても人生を謳歌している人がいるから、「生活するのに言葉は不要である」。
    だから、海外旅行をするのに英語は必要ない。
    そんな話はありません。

    日本人というのは、理論的ではなく、議論を感情的に持っていくから、ダメなんですよね。

    だから、外国人と、論理的な、まとも話ができないわけです(涙)。

    みど

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    Re: 「それでもなお彼は旅を楽しみ人生を謳歌しておりました」と、なぜわかるのか?

    私、決して怒ってなんかいませんよ。(笑)

    私だって最低限の教育は受けていますし、海外で仕事をしていれば英語がほとんどですからね。嫌でも覚えちゃいました。そのレベルは生活をしていく上での最低限ではありますが。
    私が駐在していた会社では、タイ人従業員との間でも会議やレポートなど全ては英語でしたし、ベトナム・中国での事業も全て英語でした。もちろん米国では英語ですしね。

    ただ私の言ってること、考えていることは、そんな英語にこだわらなくても生きていけるんじゃないの? ってなことです。
    まして、たかが海外旅行でしょ?

    聾唖の彼が何故に旅を楽しみ人生を謳歌していることが分かるのか? の件ですが、私が彼から直接聞いたからですよ。彼が「旅は楽しいね。」「旅は素晴らしいね。」と目を輝かせて言っていたからです。
    それ以上のことも、それ以下のことも、理由にありませんけど。

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  • 難しく考えなくてもよろしいのでは?

    大王飯店さん、こんばんわ。

    「人それぞれ」という書き込みが多いこのごろの掲示板です。

    >有れば(出来れば)便利だが、無ければ(出来なければ)無いで何とかなるような気がするんですけどね。

    本人が満足ならそれでよいのではないですか?
    英語が判らず旅行して「こら、あかん。」と思う人は習えばいいし、判らずに旅行しても楽しければ、しゃべる必要もないし・・。
    「絶対日本語しかしゃべらへんぞ」と言って海外へ出かける人がいても面白いではないですか。

    >それでもなお彼は旅を楽しみ人生を謳歌しておりました。

    ハンディキャップ者に対して、ちょォっと失礼ですよぉ。
    (非難しているわけではありません)
    誰しもお気の毒に思う気持ちは同じですが・・・。

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    Re: 難しく考えなくてもよろしいのでは?

    内蔵介さん こんにちは。

    私は、ただただ単純に素朴な疑問を質問したまでです。
    「正しいバックパッカーの定義」みたいなことが書いてあったので、日頃から感じていた質問を、「その筋の権威」の方にお聞きしてみただけです。
    決して他意はありません。

    聾唖者の彼のことですが、私は彼に対して決して失礼にあたる言動はしていないつもりです。
    ですから彼と今でも、知り合って11年になりますがお付き合いをしております。
    逆に「気の毒だ。」と思う方が失礼な気がするのです。
    いえいえ、それこそ非難しているのではないのですよ。
    例えば、彼と私で海外旅行に行ったとします。彼は耳が不自由だから、相手が何を言っているのか分かりません。
    私は外国語が分かりませんから、相手が何を言っているか分かりません。
    ですから、耳が聞こえる聞こえないなんてことは関係ないのです。少し乱暴な言い方かも知れませんが。
    1番重要なことは、自分の意思を伝える。相手の意思をくみとる。その気持ちが最も大切なことだと思います。
    彼は、英語を聞くことも喋ることも出来ませんが、「心」で旅をしてきたと言っても過言じゃないと思います。その姿勢を見習ってこそ、気の毒だなんて私には思えません。
    相変わらず支離滅裂で申し訳ありません。




  • Re: 四度教えて君

    大王飯店さん

    僕は来年から生活の主をブラジルに移そうと思っています。
    ポルトガル語は 60%しか使えませんが ポルトガル系ブラジル人の家内が
    日本語ペラペラなので そこに甘えようと思っています。

    10年前 ブラジルでの結婚式に出席してくれ 今年4月には楽しい一時を
    過してくれた 家内の親戚の叔父さんに 今朝、電話をした。

    移住の挨拶をするツモリが 逆に 娘さんの結婚式の出席+ついでに仲人まで依頼された。
    もちろん 快く了解。

    電話なのに言葉ではなく 心が通い合ったんだと思う。

    外国語が使えないと 本当にディープな話が出来ないんだろうか??
    世界中にいる友人は言葉の出来ない僕にディープな話題をしてくれる。
    心の豊かな人間には 自然と人が集まり 交流が始まると思う。

    みどさんは 世界旅行者大先生という割に 親しみが感じられないのは 何故だろう??

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    Re^2: 四度教えて君

    シロカイーナさん こんばんは

    私の今の妻は中国人です。
    チェンマイで知り合いました。
    仕事の関係で3ヶ月ほどアパートを借りて住んでいました。
    彼女も親戚の叔父がチェンマイで商売をしていて、そこで働いており同じアパートに住んでいました。
    私は全く中国語が出来ません。
    彼女も全く日本語も英語もできません。
    互いの共通語と言えば、クレヨンしんちゃんレベルの幼稚なまでのタイ語です。
    それでも互いに意思疎通出来ました。
    いかにしたら自分の意思を伝えられるか。いかにしたら相手の意思を誤解無く理解出来るか。互いに努力はしましたけどね。言語的には意思疎通するのは確かに難しかったですが、結婚に到るまでのようなディープな会話は成り立ちました。

    私、実は×1なんですよ。元の嫁は日本人でした。
    言語的には当然ですが全く問題が無かったのですが、意思疎通が上手くいきませんでした。
    不思議ですよね。言語の問題が全く無い日本人の妻とは上手くいかず、言語に大問題があった中国人の妻とは上手くいっているのですから。

    みどさんも、もう少し探究心を持たれたら立派な大先生になられるように思います。私、今回初めてみどさんと直接に接する機会をいただきましたが、私がバンコクに駐在していたころからの有名人でお名前だけは拝聴しておりました。

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