「日本では英語を使う必要がほとんどなく、情報も世界から隔絶されている」と思う。 僕が、タイ、インド、カンボジアで泊まった宿は、日本人バックパッカーとしてはちょっと高めの、平均10ドル程度。 現在ではどの国でも、だいたい10ドルちょっと払うと、 「ホットシャワーとトイレ、エアコン、テレビ付きのシングル(又はダブル)ルーム」に泊まれる。 興味深かったのは、タイでも、インドでも、カンボジアでも、テレビにはCNNとBBCが映り、NHKの国際放送やフランスの放送局まで映ったこと。 あとホテルによっては、映画専門チャンネルや、ディスカバリーチャンネル、ナショナルジオグラフィックなど、も映ったりする。 僕が部屋にいるときは、英語放送を見て時間を潰していた。 ところが日本では、一般的にはこういう放送は見ることが出来ない。 日本のテレビで放送しているのは、 一日中、世界に通用しない日本の芸能・スポーツニュース、事件モノ、日本国内のどうでもいい話題。 こんなものばかり見ていたら、 世界から取り残されていくのは間違いない。 日本は英語が使えなくても済むような社会を作り上げてしまったのだが、そのために世界から切り離されてしまっている。 だから、今の時代に、英語が必要ないなどという日本でしか通用しない話を持ち出す人がいるんだよね。 前も書いたけれど、ニューズウィークで「なぜ日本にはアジアに友人がいないのか」という特集があったが、その理由は、アジアのほかの国の普通の人は英語が話せるのに対して、日本人は英語が普通にしゃべれないからだと思うね。 海外個人旅行シーンでも、日本人は日本人だけで固まっている。 これは、考えるべきことなんだよね。 みど
Re: 「日本では英語を使う必要がほとんどなく、情報も世界から隔絶されている」と思う。 「軽くバックパッカー・・・」と言うわりには中途半端に重たいですね。 貴殿がタイ・カンボジア・インドで観られたテレビですが、あれは本社が香港にあるスターチャンネルだと思われます。電波を発信中継している衛星はインドの上空にあります。アジア全体をカバーする目的で設立されました。台湾でも観ることができます。 余談になりますが、台湾で英国や香港の競馬中継を利用して闇馬券が流行したこともあります。 アジア諸国では日本のプロレスや大食い大会などの番組は人気が高いですよ。 それから最近の日本の衛星放送も馬鹿にはできません。 スペイン語・イタリア語・ポルトガル語などの放送もありますし、BBCなども当然ありますから。 日本の人口は世界からみると2%にしか過ぎません。ですから乱暴な言い方をしてしまうと、いくら外人で日本語を勉強している方が居てもせいぜい世界人口の3%弱くらいしか日本語を理解できません。 こんなマイナーな言語は、貴殿の言うとおり世界レベルで考えると通用しないことになります。 少し古い統計なのですが、在外日本大使館領事部に在留届を提出している日本人は88万人を越えているそうです。 これはノンイミグラントビザを取得した正規の留学生・就労者とその家族及びリタイヤビザによる海外生活者で、尚且つ旅券法第3条に基づく在留届を提出した人の数だけです。 それで考えたのですが、果たして88万超の日本人は全員が英語を話せるのだろうか? 旅行をするだけで不便なのに、さぞかし海外で暮らすとなると英語が出来ないと不便じゃなかろうか? 私の経験では、日本人だけが英語を理解できないんじゃないと思いますよ。 貴殿の大好きなカオサンの屋台やゲストハウスのおばちゃんの方が、大卒のタイ人よりも流暢に英語を操ると思います。 それは、おばちゃんが生活をするうえで必要だから自然と覚えたんじゃないでしょうかね? 決して学校で習ったとは思えませんもの。 その人、その人、個人が必要に迫られたら言語なんて覚えるものです。 貴殿が心配するには及びません。 貴殿のお名前は、私がバンコクで駐在をしていたころから知っておりました。ですから相当以前から有名なことと存じます。 その有名な貴殿が、数年の年月を経ても全くの進歩を見せずにノラリクラリとこのようなところで熱弁されていることが誠に残念でなりません。是非とも、もっと大きな舞台でご意見を述べていただきたいと思っております。
英語は必要と思う、しかし、英語以外でも問題無い。 大王飯店さん こんにちわ。 僕は常々英語は必要かなと思っています。でも差し迫った事がありません。 大体、米国で必要無いんですから。(笑) 僕には まずポルトガル語、次いでスペイン語。 僕は新手のバックパッカーです。良い席に座り、良いホテルに泊まる。 行く先々に友達が出来、ポ語、ス語で情報交換をする。 そうですねー。 みどくつという大物のステージとして もっと大きい所が必要ですね。 ラジオ番組を週一で持つとか 旅行関係の大学教授なんていいじゃないですか。 忘れた頃にゲスト出演させて貰って はしゃいでるようでは小物です。 自分に相応しいステージを持つ事くらい朝飯前でしょう??
語学は素晴らしい道具ですね。 みどさん、皆さん、こんにちわ!! 英語が出来なければ、 日本人だけで凝り固まるしかないという新たな選択肢が現れ、 議論も新しい展開を迎えましたね!!! この話にはすごくダイナリズムがあり、 私としても魅力を感じていますよ。 最終的には、 英語ができないバックパッカーか、 英語ができるバックパッカーか、 どちらかに落ちるのではないでしょうか? 語学は素晴らしい道具ですね。 道具は人を良くもし、悪くもするけどねw Y君は某国立大で4年間学費免除を受け、 (現在は、1年ずつだと思われるが) 1年間休学してアジア諸国を周っていました。 彼とはインドで出会ったのですが、英語はたいへんよく出来ました。 ただ彼の毎日はガンジャ浸りで、 英語で話すことと言ったらガンジャの話か、ガンジャの交渉術でした。 宿はほとんどとらず、野宿当然で旅をし、ガンジャには金をいとわない。 ガンジャを吸いながら、笑気に満ちた顔で、 「日本に帰ったら、麻薬は断ち切る」と言い、 途中で会ったアメリカ人の男は、 彼から受け取ったガンジャを吸いながら、 「上物で、キツイ」と彼を誉めました。 そのときの彼の顔ったら、おかしかったですね。:;*.':;ブッ 彼は日本に帰ったら、麻薬をやめ、ふつうの生活に戻るのか? それとも麻薬を続けながら、 ふつうの生活を続けられない生活になるのか? 私の読み取り方は、そのどちらでもありません。 まさに彼こそ<うそつき長期旅行者>だったんですからね。 私が本格的に、バックパッカーをしていたのは、1995年頃でした。 この話は、あの頃の思い出です。 私の究極的な望みは、 あの頃に出会ったバックパッカーたちの仲間として、 若かった時代を、あの時代を、やり直すことかも。 でも、1995年に戻すことは不可能です。 いや、やり直すだけじゃなく、 う~ん、やり直すことができたとしても、 永遠にバックパッカーを繰り返すことなのでしょう。
「日本人が英語が話せないのは、話す内容がないからだ」と、僕はすでに書いてます。 cat-policeさん、どーも。 >>彼とはインドで出会ったのですが、英語はたいへんよく出来ました。 >>ただ彼の毎日はガンジャ浸りで、 >>英語で話すことと言ったらガンジャの話か、ガンジャの交渉術でした。 彼は英語もできて、また、英語で話す内容もあったわけです。 ただそれがガンジャだったんですね。 でも、インドではガンジャの話は、一つの重要なトピックですから、 まあ、その意味では問題があるにしろ、 内容のある話だったのではないでしょうか。 英語は道具なのですが、 道具を使うためには、伝える内容が必要です。 日本人は長期間、英語を学習していますから、 英語ができないことはありません。 問題なのは、日本人は「英語でしゃべるだけの内容を持たない」んですね。 もちろん、英語で話す内容を持たない人は、 日本語でもしゃべるに値する内容は持っていません。 ただ、日本では、中身がなくても、 だらだらしゃべっているとなにか意味のあるようなことを話しているような「気分」になれます。 それは、インターネットの掲示版に、 自分でもなにを書きたいのかわけのわからないまま、 だらだらと書いて、 なにか書いたと思っている人たちがいるのと同じです。 だから、英語だけをいくら勉強してもダメなんですよ。 英語で語る内容を持たなければね。 ただ、海外個人旅行の場合は、話す内容はいくらでも見つかります。 「このバスは贈れてるなー、いつ着くと思う?」 「トイレはアソコにあるが、蚊で一杯だよ」 「キミはどこに泊まるつもりなの?」 「ここの両替レートはおかしいよ!」 なんてね。 ですから、海外旅行に出れば、話す内容は自然と出てくるわけです。 そういう、話す内容がいくらでもあるときに、 英語を話せないというのは問題でしょうね。 ま、僕の本にもサイトにも、 僕はすでに、 「日本人が英語を話せないのは、話す内容がないからだ」 と書いてるんですけどね。 まあ、日本人の話題で一番盛り上がるのは、「英語論」なので、この話しまだ続くかもしれません。 ただ、なにか、新しい切り方がないと、面白くないですが。 だれか、新しい切り方のできる人がいるかな?? みど