またテレビ情報です

「シリアナ」は今日深夜の「虎ノ門」というテレビ朝日(10チャンネル)の映画コーナーで紹介されるようです。某監督が自腹で映画代払って批評するやつです。

まだ私も「シリアナ」は観ていなくて、先日チラシをゲットしたときに観た映画はアカデミー賞獲った「クラッシュ」と「ホテル・ルワンダ」でした。水曜は映画安いからって詰め込んじゃって・・・

どちらも見ごたえありでしたよ。「クラッシュ」はアカデミー賞有力ではなかった作品らしいですが、人種差別や偏見、不寛容等がテーマで今日的なので敢えてこれに賞をあげたのかな~と思ったりして。

「ルワンダ」の虐殺ってまだ10年も経っていないのですよね。
恥ずかしい事ですが当時、忙しくしていてこの事全然覚えていませんでした。

主人公が虐殺の映像を撮ってきたTVクルーに「これを見たら世界中の人が助けに来てくれるはず・・・」と言うと、TVクルーが申し訳なさそうに「たぶん先進国のひとは怖いね・・・と言って終わりだよ」と返すシーンがありましたが、本当に自分の覚えてなさも含めて何とも言えない気持ちになりました。
アフリカだけじゃないけど、一度植民地になってしまったら相当大変なのですね。

ところで、ドクタージーカンス!ってありましたね~懐かしい~。でも遊びに行った事ないのですが・・・はは。当時ああいう施設多かったですよね。
映画館になったりしてるんだ~しみじみ。





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1件のコメント

  • 虎ノ門25:20ですね/女教皇

    是非、見てみます。続けて今日は「ざ・フライ2」やるようですね。

    「クラッシュ」よかったですか。昼間の文化放送でおすぎが、アカデミー受賞をあまり好評価してなかったんで、ネガティブなんだと思ってました。

    ホンモノ虐殺シーンを商業映画の為に撮る行為は、やはり真っ当な神経の持ち主にはできないでしょう。現地の人じゃなくても、同じく思うでしょうね。有名なソマリア内戦の写真で、飢えた少女が死にかかっている所を、虎視眈々と獲物を見つめるように少女が死ぬのを待つ、禿げ鷹かなにかがのシーンをとった写真家は、その写真がピュリッツアー賞をとったあとに、「なぜ、助けなかったのだ」という、世間の非難に耐えられなくて自殺しましたね。

    一度やった行為は、後からいくら弁解や釈明を行っても、事実が語る力の方が大きいので、本人には、逆作用してしまいました。西洋人が自殺というのは相当なプレッシャーだったのでしょう。ああいう業界の人は、撮れてナンボの世界、とれないと、コストすべてふっかぶって大損みたいな、博打みたいな所で生きる人々なので、助けるのが先か、撮るのが先か、その辺の感覚がちょっと鈍っちゃわざるを得ないんですよね。

    ところで、女教皇ヨハンナですか?昔は女性のカソリック教皇がいたんですか。いつから男だらけの不健全な世界になっちゃったんだろ。ああいう業界も、実は、ホモとかが横行して刑事告訴とかされてる人も多いらしいですよね。

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    「ザ・フライ2」か「救命士」かで悩んでます

    「クラッシュ」おすぎさんはお気に召さなかったのか~。大本命といわれていた作品があったので彼はそっちを支持してたのかも・・・

    確かにラストが中途半端で「えっ?終わり?」という感じなのは気になりましたが、外国人に対するスタンスが超島国人間の私には考えさせられる所が多かったです。○○人は・・・と、ステレオタイプ的に考えてしまったり、そもそも無理解だったり。他にも人種間だけでなく親子間でも先入観のためにうまく関係を築けないエピソードがあったりと、ひとつひとつがとても印象的でした。

    女の子と禿げ鷹の写真、私も(報道写真展だったかな?)どこかで見たことありますが、カメラマンの自殺の事は知りませんでした。残念です・・・
    こういう職業にはつきもののジレンマでしょうね。

    報道写真家のロバート・キャパの本の中にもそのジレンマについて書かれた箇所があって、「自分の使命はこの悲劇を世界に知らしめる事だという信念をもつこと」みたいな事が書かれていました。随分前に読んだので正確じゃないですが他の内容は殆ど覚えてないのにこのジレンマの事は印象的でしたね。
    ある程度割り切らないとやっていけない世界なんでしょうが・・・

    女教皇はウィキペディアで調べたら、男装してヨハネス8世と名乗っていた・・・でも伝説上の人物という事で決着してるようです。(なーんだ)
    当時の宗教界に対する批判から生まれた世の中の願望を反映してるのでは?
    と言った感じです。本を読み始めた頃気になって調べたらいろいろとストーリーが分かってしまって・・・読み終わってから調べるんだったと公開の日々です。