甘いか苦いかは後でわかる・・・ いろいろあっても まあともかく面白い人生といえる・・・暮らしをそろそろ終盤に差し掛かった ぼうふらおじさん としては・・・。 身内なら そろそろ将来のことも視野に入れて暮らす時期だよ・・・と言うでしょう。 といって 冷たい風が吹くなんて考えてもいない人たちにとっては 聞き入れてはもらえないようですが。 お天道様と米のメシがいつまでもついてまわると思うなよ・・・というのが 時代劇の道楽息子に親が言う決まりゼリフです。 それでハイさようですか ではドラマは成り立ちません。 格差社会 とこのごろさわぐマスコミですが われわれの暮らしほど格差を意識しないで居る社会は世界でもめずらしいといわれています。 ですから すこし寄り道しても自分の勉強になるなら・・と思うのかもしれません。 でも いま音をたてて他の国のような本来の階層、格差社会に戻ろう・・・としているときは もしかすると取り返しのつかないハンデを将来の自分、そして自分の周囲に残してしまうかも知れません。 いえそれが悪いということではありません。 その場合のハンデをくだらないものと受け止める用意があるなら それはそのほうが豊かな暮らしといえるのですから・・。 要はどちらに進んでも後悔しない心構えです。 振りかえっては あの時こうしてれば・・・と思い悩んだ末にまあこれでよかったんだとわが身に言い聞かせる 水溜りのぼうふらおじさんですが・・。
末期哀れは覚悟やで・・ > 要はどちらに進んでも後悔しない心構えです。 日経新聞の私の履歴書で読んだのですが。 関西落語の桂米朝さんが、昔、師匠に弟子入りを願いに行ったとき、師匠は、落語なんていうしょむないもんを志す若者に向かって、こう諭したそうです。 「末期哀れは覚悟やで」 さわやかに「はい」と答えられるなら、それはそれで見事な生き方です。