年末年始は、晴れ:曇り:雨=3:4:4くらいのイメージ

他の時季は、晴れ:曇り:雨=5:3:3くらいのイメージ。
(それぞれ、足して11ですが・笑)

このところ何度も年末年始に訪れていますが、傘を持って歩いたことはありません。
晴れて暑いときの方が多いです。(日本が冬ですから)
屋外で雨に降られて予定変更したのは、滞在3日当たり、せいぜい1回程度のイメージです。
もっとも、これはシンガポールに慣れているので自然と雨をよけるように移動したり、予定を組んだりしているからかもしれません。
人によっては、こっちで雨に降られて、移動したらまたそっちでも雨ということもあるでしょう。
まあ、それは8月頃でもあまり変わらないと思います。

先の投稿では基本的な事項でご説明いたしましたが、イメージがわきやすいように、事実かどうかの立証は抜きにして個人的な感覚を付け加えておきます。

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1件のコメント

  • シンガポールはモンスーンの影響は小さいです。高い山がないこともあります。

    シンガポールだけでなく、モンスーンと言っても雨季に雨の少ない場合があります。

    雨がなぜ降るかと言えば、簡単に言えば水蒸気を多く含んだ空気が冷やされて水になるからです。
    そういう暖かい空気の冷やされ方と言えば、徐々に冷やされるか冷たい空気とぶつかるかです。

    熱帯では日射によって暖められた空気が上昇して上空に行って冷えると雲になります。発達した積乱雲などの雨雲によって雨が降ります。
    暖かい空気が風によって山などにぶつかると山の上に押し上げられて同じように冷やされます。
    ですから暖かい風が山にぶち当たると雨雲ができて雨が降ります。
    もう一つの冷やされ方が冷たい空気と直にぶつかり合うことです。これが前線で日本でもよく見られる前線に伴う雨です。

    熱帯で通年雨が降るのは、まず最初の例で日射により暖められた空気が上昇気流で雨雲となり雨が降ります。ですから、主に午後に降ります。日射のない夜には降りません。

    モンスーンでの雨は季節風で陸地に吹き付ける雨が雲を生じることになります。
    陸地で山が高ければ2番目の例のように季節風の間中、雨が降り続ける、降りやすい地域を生じます。
    温帯では温度差のある気団のぶつかり合いで雲を生じて雨となりますし、温帯モンスーンの日本では、夏は太平洋側で雨が降りやすく、冬は日本海側で降雪となります。
    こちらの場合は風が雨の原因なので、昼夜関係なく降ります。
    (風自体が昼夜の影響を受ける場合もあるので、その場合は降る時間帯があります。)

    シンガポールは、最高地点でも標高163mしかありませんので、たとえばマレーシアやタイ以北のように高い山に季節風がぶつかる形での雨雲を生じることがなく、モンスーンで供給される湿潤な空気で他の時季に比べると雨量や降り方が目立つという程度です。
    (雨量としては11月、12月に目立って多いです。)

    ということで、シンガポールの雨雲の主体は1番目に挙げた熱帯性のものが基本と考えると、日射と湿気が多ければ、どこででも雨雲が発達して雨を降らせることになるので、「降ったらあきらめる」「雨は降るものと考えておく」ことが基本となります。

    最近はそこらじゅうにショッピング・センターなど雨宿りする場所がありますから、本当に雨に降られて困るのはシンガポール・ズー(動物園)だとか、ボタニック・ガーデン(植物園)などの広いスペースの場所を散策しているときぐらいでしょう。

    市内ではタクシーは安心して乗れますが、雨が降ると、タクシー待ちの列が長くなります。
    オン・コール(電話やSMS)で呼んでもなかなか待ち時間が増えると思います。
    まあ、豪雨でもない限り、弱くなるのを待つのが賢明です。

    シンガポールの天気予報(ネット上の海外天気予報など)を見て、毎日雨ばかりの予報で驚かれる方を各地の掲示板でお見かけしていますが、今まで書いたように仕方ありません。(笑)

    また日本では定着してしまっている熱帯での「スコール」という言葉も、英語では通常「Shower」ですとか、激しい場合には「Storm」を使いますので、覚えておいた方がよいと思います。

    参考:National Environment Agency のお天気のページ
    http://www.weather.gov.sg/wip/web/home/further_outlook

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