ゴールデンウイークに中南米を個人で旅行しました。ご存知のようにリマは周遊の拠点都市で、個人旅行者のほとんどがタクシーを利用するようなので、1時間のあいだ観察してきました。
タクシーの種類 : リムジンタクシー(セントロまで35USD前払い)、オフィシャルタクシー(同30ソル=10USD~ホテルと料金表を用意していて明朗会計)、一般のタクシー(おそらくオフィシャルと同じくらい)、シャトルバン(一人6USD、場所によっては高くなるかどうかは不明)、白タク(不明) の5種類
国際線到着の場合 : 税関を出たところにカウンターがあるのが、出て左折リムジン、出て右折シャトル (とレンタカー)。ここで声をかけてくるのはリムジンの勧誘員。最も安く上げたいのなら、迷わず右へ曲がりシャトルのカウンターへ行きましょう。何人か集まれば出発します。いったん制限地域から出てしまうと、シャトルのカウンターはありません。
もう少し制限区域を歩くと、今度声をかけてくるのは、オフィシャルの勧誘員。ここを通過すると人でごった返す到着ロビーになります。ここで声をかけてくるのは主に白タク。
では一般のタクシーは? 実は「空港まで客を乗せてきた」一般タクシーは、空港からは客を乗せられないのです。したがって一般タクシーの乗り場はなく、どうしてもという場合は、空港の3列ある車道の一番外側で客を降ろした一般タクシーにすばやく交渉して乗車するしかありません。なおペルーのタクシーはすべて交渉制ですから、数字を聞き取るスペイン語の知識が必要です。
国内線到着の場合 : 荷物の受け取りの場所に、リムジンとシャトルバンのカウンターがある。制限区域なのでゆっくり考えればよい。国内線の場合「ドア」があり、ドアの外に出ると声をかけてくるのがオフィシャルの勧誘員。カウンターにでっかくホテル名と料金が詳しく書かれたボードがあり、明朗会計。そこを通り過ぎると、非制限地域となり白タクが声をかけてくる。
結論 : 「少しでも安く」ならシャトルバン、「普通」ならオフィシャルがよい、と思われる。皆様の参考になれば嬉しいです。2009年5月現在。
なお、カウンター要員や勧誘員は、すぐにタクシーのところへ連れて行くので、両替をする時間がありません。荷物引取り場所に両替所があるので、そこで両替をしておくのがよいでしょう。
追伸 : 空港直結のラマダホテルが開業しました。料金は相当高いですが、乗換えだけならこのホテルも一考に値するかも知れません。