旅程を作る時から出発まで、高山病について心配でした。
迷った末に、かかりつけの医師にお願いして、ある予防薬とDIAMOXを処方してもらいました。薬価は1錠約30円(保険適用)ですが、診察料等が2千円位かかります。DIAMOX錠250mg、1日1錠とありました。高地に入る24時間前から服用始めました。ふだんは全く薬を飲まないので、割って朝と昼は1/4づつ、夜は1/2錠服用しました。飲んで即、手の指先がしびれて圧迫感があり、不快でした。効用があったかどうかは、自分でもわかりません。2日(2錠)服用しました。標高4,800m位を通過していて、中程度の頭痛がありました。日頃、(暑い時)水分不足で起こる頭痛だと感じました。他の高山病の症状はなかったので、夜、頭痛薬(EVE)を2錠服用しました。翌朝、元気になりました。単なる水分不足だったような気もします。ウユニ・ツアーでは、途中、トイレもありません。トイレを気にしていると、水分不足になるので、私は自分の健康を優先して、十分な水を飲むことにして(ボリビアには悪いけれど)そこいらで用を足していました。ウユニ・ツアーを終え、ラパスに到着しました。頭痛や症状はないけれど、登り坂がきつく、休みながら、ゆっくりと歩くしかありませんでした。クスコでは、平常に近い体調でした。高地にいることが全く気にならない。空気が澄んでいる気さえして、とても爽やかな気分でした。
リマ空港の薬局で、高山病の市販薬1箱40ソルとのことでした。
ウユニ・ツアー中、20人近くの中で、体調が悪かったのは私だけ。他の若者達は、皆、元気いっぱいで、走り回る、踊る、きつい衣服を着て、大量に飲食、アルコール毎晩、睡眠不足、配給のミネラル・ウォーターも殆んど飲まず。私は、持参した衣類のほとんどを着用して、毛布5枚かけていた晩に、水着で寝ていた人が2人いた。