対応してくれます

　航空券を購入した乗客に対し航空会社には出発地から最終目的地まで送り届ける義務が有ります。購入者と航空会社間でそういう契約をしたということです。
　ですから乗り継ぎの前後で運行航空会社が違っていても通しの航空券であれば乗り継ぎ地へ向かう便が遅れて乗り継げなかった場合はちゃんと対応してくれます。
　同日中に後続便があってかつ、空席があれば（予約していた便が出発した後であっても）それに変更してくれます。
　それが適わない場合は翌日以降の便に変更してくれ、ホテルも提供してくれます。夕食券も出してくれるのが一般的です。予定した乗り継ぎが出来なかったためにバルセロナのホテルの予約変更が必要になった場合などは、言えば事務所の電話を貸してくれたりするかもしれません。その辺は航空会社によるように思いますが、欧州内ではそういう経験をしました。

　あと、リマでチェックインした時点でバルセロナ便に乗り継ぐ乗客が予定とおり乗ることをボゴタにいる該当航空会社の職員は把握しますから、「遅れているがギリギリ間に合う」という際は到着便を降りたところで行先（バルセロナ）や氏名を書いたボードを持って待っていたりします。そういう場合はすぐ声を掛けましょう。バルセロナ行きの便の搭乗口まで連れて行って乗せてくれます。

　ただし！　時間とおり着いたのに空港内で迷っていて遅れたとか、セキュリティーチェックが込み合っていたが特に何もせずただ順番を待っていて遅れた場合は個人の責任（＝対応してくれない）になるので注意してください。
　ご自身でモニターを見て動くのに心配がある場合は降りたところのそばにいる制服を着た航空会社職員などに「バルセロナ行きに乗る」などと声を掛けられるとよいです。ヘルメットを被ったボーディングブリッジの操作員とかは駄目ですよ。(^^;