日本人のマナーは初めから良かったのか? 十数年の海外生活から日本に戻って、日本人のマナーの悪さに辟易としています。自分さえ、乃至自分の身内さえよければ言いというのが考え方の基本にあるのでしょう。 下の例は、老若男女問わず。 例えば、居酒屋で。 隣のテーブルの客が、こちらに向かって煙草の煙を吐く。 自分の仲間には迷惑をかけないようにするが、赤の他人のことは知らない。 例えば、混んでいる電車の中で。 降りるとき、ドアと自分の間にいる人間を無言で押しのける。「失礼」くらい言えないのか。 例えば、駅のホームで。 降りようとしている客を押しのけて入ってくる人たち。降りようとしているのが、たとえ小さな子供であっても。 例えば、バスの中で。 ベビーカーを押しのけて降りようとする乗客。 子供を育てている親の傍若無人が許せないときもあるけれど、将来の日本を背負って立つかもしれない赤ん坊とそれを育てる親を皆で助けてあげようという気持ちはないのか。 例えば、雨の日の電車の中で。 濡れた傘を網棚に置く。 例えば、雨の日の駅で。 傘を閉じて、水滴を飛ばすために傘を振り回す。 例えば、建物の入り口で。 後ろから続く人がいても、ドアが閉まるに任す。 例えば、オフィスのエレベータで。 女性が最後まで、「開」ボタンを押し続ける。 例えば、雑居ビルのエレベータで。 目の前で開いた満員のエレベータを見送ったものの、次のエレベータを呼ぶためにボタンを押すタイミングが早すぎて、先の満員エレベータのドアがまた開いたとき、「何すんだ、こいつ?」と凄い目で睨み付ける人たち。 でも、一寸だけいい話。 この夏、数人の若者が、プールの入り口と入場券売り場の行列に分担して並んでいたときのこと。後ろにいた若者がケイタイで、入場券売り場に並んでいる若者の一人を呼びつけた。呼ばれた方がやってきて「何で?」と聞くと、呼んだ方が「煙草を吸いたい」と答え、さらに「ここで吸えばいいじゃん」と言われて「人混みだし、子供が一杯いるし、ここでは吸えないよ」と。
このイナカものメが! いえ トベロラカシさんへ申上げているわけではございません。 お話のようなケースでは 以前は(昔は・・・) きまって イナカモノがと決め付けたものです。 江戸?明治大正昭和と急速な都市化のなかでもまれた都市住民が集団生活のルールに馴染みきれないご新規の移住者の右往左往をじれったがってののしる言葉ではありましたが、いまでは 集団生活のルール(気配り)を見失っている人達は不思議なことに 都市生活者のほうが圧倒的に多いと感じられます。 いえ もう少しやわらかい表現では ”育ちが悪いなあ この連中は・・” だったのですが、 困ったことに 近頃は生活環境的には育ちの良い?人達の間にも この手の人種が激増していることです。 日本人のマナーが・・・昔から悪かったわけではなくて、現代の社会生活に適応できない世代がいつの間にか増えたと言うことではないでしょうか。 とくに伝統のある欧米型都市生活になれた方の目から見るとですが。 混乱の世代ではありますが それでも少しづつルールは出来かかってはいるようです。 江戸の暮らし方のルールは 当時の世界水準から言って超一級のものだったというひともいるくらいです。 イナカモノも学びます。暮らしにくい世の中を少しでも暮らしよくする知恵・・マナーも少しづつ世間に定着していくことでしょう。 多分・・・。
正しく教えれば・・・・ >イナカモノも学びます。暮らしにくい世の中を少しでも暮らしよくする知恵・・マナーも少しづつ世間に定着していくことでしょう。 小学校低学年からきちんと教えればよいのです。 でも・・・個人的には小学校の先生方もマナーを習ったほうが良いと思える場面に何度か遭遇しました。 (K28さんには日本人はマダましと書きましたが・・) >困ったことに 近頃は生活環境的には育ちの良い?人達の間にも この手の人種が激増していることです。 海外で見かけた日本人旅行者はそれなりの態度でしたけどねえ・・・内弁慶なんでしょうね。