寸借詐欺でしょうね。

4~5年前にチェンマイで実際にそのような現場に居合せた事がありました。

ホテルのコーヒーショップで、隣席の会話が何気なく耳に入りました。
日本人旅行者に対して旅行者で無さそうな日本人(サーファータイプ)が「部屋を荒されて現金は全て盗られた、航空券は金庫にあって無事、日本帰国後の交通費として1万円貸して欲しい、パスポートのコピーを渡すから」という話。
(観葉植物などで、相手は私の姿が見えなかった様子。)

こちらは食事が終わって席を立ったのでその後の展開は不明ですが、気弱そうな旅行者だったので1万円を渡したかも知れません。

日本帰国後の交通費なら幾らでも入手方法があるのに、外国で1万円を借りるというのが不自然で、人相風体から、まともな人物ではないと思いました。
当該の詐欺師風人物は帰国する様子も無く、私が滞在していた4日間、当該ホテル内を徘徊していました。
(カモを探していたのか?)
知り合いの日本料理店店主に聞いたら「寸借詐欺師でしょうね、日本人を食い物にするのが居ますからね、金品盗られて帰国出来ない場合は、領事館に相談するのがスジでしょう」と言うことでした。
店の常連客は「そんな話はラオスでも聞いたよ」と言っていました。

このような話を持ち掛けられたら、キッパリお断りしましょう。

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1件のコメント

  • signorinaさん

    やはりそのようなケースは他でもあるのですね。

    別の方へのレスでも書きましたが、そのような人はどうやって日本で暮らしているのでしょう。

    海外に来てまで、そしてリスクを冒して一万円をだましとっても、今後の生活はどうしていくのでしょう。謎です。

    もし海外でお金を失うようなことがあったら、まずは領事館なのですね。
    僕のような初心者はそんなことがあっては!と心配で2重にも3重にもお金の用意をしますが、旅慣れた方はスキもできるかもしれませんもんね。

    参考になりました。ありがとうございました!

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    Re.そのような人はどうやって日本で暮らしているのでしょう。

    日本へは年間数回帰る程度で、殆んど現地暮らしだと思われます、ですから1万円の詐欺収入でも相当の期間生活出来るのです。

    私の知っているケースでは、自動車メーカーの季節労働者として働き、纏まったお金を持ってタイに来てブラブラし、そのお金が尽きると日本へ戻って臨時の職に就き、お金が貯まったら又タイに来てブラブラ、と言うサイクルを繰り返している30歳前半の人が居ました。
    ロングステイ中の人から「いい加減に日本へ帰ってまともな職に就いたらどうか?」と忠告されていました。
    このような人が何かのはずみで犯罪への道をまっしぐら、と言うケースも有るでしょう。

    タイ(特にチェンマイ)では長期滞在の日本人が多く(一頃よりは減少)ロングステイ新規参入者は、これら不良日本人に狙われ易いように思いました。

    仕事も持たず、タイで長期間ブラブラしている日本人が相当数居るようです。

    あなたも次回のタイ訪問時には、これら不良日本人による被害に遭わぬよう注意して下さい。