【旅の楽しみ】海外で切符を買うことは、旅の楽しみの一つなんですよ。旅ネタになるし(笑)。 最近は、みなさん、海外旅行を楽しまないように、楽しまないように、努力しています(涙)。 例えば、 航空券も、列車の切符も、切符をネットで手配して、現地で買わない。 ホテルも出発前に、すべてネットで予約、 日本から、現地のツアーに申し込む。 両替も、カードでATMでお金を引き出す。 長期の旅行でも、朝から晩までびっしり計画を立てる。 つまり、海外で何もしゃべらなくてもいいように、 旅先で何も考えることがなく、現地の人とのふれあいがなく、 言葉を一言もしゃべらなくても、旅ができるようにしているわけです。 でも、海外に旅をして、現地の人や同じ旅行者との出会いがないなら、 面白くないでしょうね。 例えば、バンコクで切符を買うにしても、 その理由があれば、 ホテルのフロントや、道を歩いている旅行者に安い切符を売っている旅行代理店を聞ける。 もちろん、自分で調べるわけですが、人と話す口実ができるわけです。 旅行代理店へ行くのももちろん、3軒はまわりますから、 旅の話もできるし、世間話もできる。 そういった人との出会いの中で、自分の考え方は決まるわけです。 例えば、東南アジア旅行だけのつもりだったのに、 インド帰りの人と出会って、インドへ行ってしまう。 学生を説得して、インドへ行く気持ちにさせる http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/2005/sekkyo.htm だいたい、日本で買った切符どおりの海外旅行をしたとして、 そんなつまらない話、誰が聞いてくれるでしょうか? やはり、海外で自分で切符を探して、いろんな人と出会って、話をして、 行き先を決めた話のほうが、面白いですよ。 旅先で出会った旅行者と話す話題ができます。 まあ、旅先でも、日本で調べた話しかできない人もいますけどね(涙)。 だったら、旅に出ずに、朝から晩までネットで空想旅行をしていればいいんですよ。 でも、ネットで調べた航空券の値段を自慢しても、 旅先の旅行代理店で、ああだこうだ、調べた話のほうがずーっと面白いです。 「海外で航空券を買う」というのは、 世界遺産を一つ見るくらいの「旅ネタ」の一つなんですから、 海外で切符を買ったほうがゼッタイにいいです。 みどりのくつした
懐古趣味の屁理屈 私には懐古趣味の屁理屈にしか聞こえません。 現地で手配することと、現地でいろいろな人とふれあうこととの間に相関はありません。 試しに短期旅行でいいので、現代の旅行者がやっているようにネットでホテルや移動手段を予約して旅行してみることをおすすめします。 それでもその気になれば、現地の人や旅行者とふれあうことは十分に可能ですから。