普段はそんなに多くの象が居るわけではありません

数百年前、ラムカムヘーン大王に時代だったかな?スリンで捕らえられた白象が献上された時に「象の町」とされた伝統の祭りです。現在のスリン地方は大稲作地帯(スリン米はタイでは一番美味いとされています)多くの象が生息できる環境ではありません。多くの象がこの祭りに合わせて北部から1ヶ月位かけてやってきます。
また、この祭りは「象の展示会」の一面を持っています。姿の良い象や芸達者の象を求めて多くのバイヤーがやってきます。サーカスや動物園に売るためです。立派な象に乗っていると、バイヤーがしつこく象使いに言い寄ってくることも度々です。悲しいことですが、そのお金が多くの象や象使いの生活を支えているのが現実です。

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  • サイニャブリの象祭り

    ラオスでは例年2月タイ国境に近いサイニャブリ県で象祭りが開かれるようになっています。
    フランスなどのNGO団体が協力しているようですが、最近は日程や開催地が直前まで決まらないようです。

    県庁所在地のサイニャブリまで東北タイのルーイから8時発の国際バス(1等バス)で所要約7時間。運賃は食事付500THB。

    サイニャブリ以外にナーン県の山奥に近いムアンホンサーで開催されることもあります。こちらはタイダム族のビエンケオという象を飼っている村にホームステイして象祭に参加します。参加する象の数は30頭くらいでしょうか。
    民家のつくりが象に乗るのに都合の良いようにできていたりして興味深いです。

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