ミャンマーの観光ビザの申請書には、職歴も、英語で、詳しく書かなければいけなかった。
〇年〇月~〇年〇月、〇〇会社勤務で、仕事の内容は、何か、まで、書かなければいけなかった。
ここまで、観光ビザの申請書に書かされたのは、初めてだった。
「Colour of hair(髪の色)」「Colour of eyes(目の色)」まで、書かなくてはならなかった。
私は、当時は、白髪を黒く染めていたので、「black(黒)」と書くべきか「white(白)」と書くべきか、悩んだ。
二度目のミャンマー旅行では、ガイドブックに、
「両替できるのは、米ドル、ユーロ、シンガポールドルの新札で、折り目のないもの」と書いてあり、日本円は、持って行っても、両替できないらしかった。
こんな国は、初めてだった。
ミャンマー人自身は、だましがなくて、びっくりする。
私は、だましだらけの国ばっかり、旅しているので、こういう国は、大変珍しかった。ぼってもこなかった。
ネパールもそうだが、いい人の国は、大抵、ひどい目に遭っている。