市内でしょう

相手が初めてならば、斥候、または先遣隊の役目を果たす。要するに、ある程度慣れて
置けば、無駄な時間を使わずに済むのです。実はこれは結構重要なことで、慣れているか
居ないかで行動の効率も変わってくるし、意外な発見もあったりするし、何より余裕が
生じます。日程的にも3日券を握りしめて動き廻るほどの時間もないので、街の観察なんか
で十分かも知れません。実際、私が台北に行ってなにするかと言うと、何もしません。
これは日本人的観光という観点からでは、です。

初めて行って、夜遅くまで店は開いているくせに、食事は意外に早いとか、朝はかなり
遅く、店が開くのは11時かその後であるとか。若い女性も夜遅くまで歩いているので、
安全な街なのだろうとか、目と鼻の先である香港人と似て非なる人種であるとか。
このようなことがわかるだけでも意味のあることです。

ネットは大抵のホテルで繋がりますが、前々回に泊まったホテル（わかる人にはわかる
だろう以前は世界チェーンに加盟していて、今は独自運営の大型ホテル）では、
なんと全室ネット接続可能とありましたが、接続できるのは、机の下の絨毯に隠れた
壁に空いている有線ポートだけでした。無線はラウンジに行かないと繋がらない。
ですから、有線の用意が必要です。私は特殊なPCをその時の気分や用途に応じて
持って行きますが、持って居るもののほとんどが有線ポートを持たず、アダプターや
最悪はたったひとつのUSBポートから取るものです。これは重さは何よりにも代えがたい
がためで、ほとんどが600ｇ以下、その時は300ｇ台のUSBでしか有線に繋げられない
ものを持って行きました。無線は繋がりにくかったりするので、有線の準備も怠り
なく。

iPodですが、公共の無線（無料）はあまりないような気がします。電脳中心ですら自由に
使える電波はないようですし、MTRの駅もないですね。ところが、プリペイドのSIMで繋ぐと
これが速いこと。何処でも繋がります。iPhoneのGPS機能を使うにもネット接続が
必須なので、これがあるとないとでは、現地での役立ちかたが違います。
ネットブックもそうですがラップトップは屋外で使うには適さないので、部屋から
出たら役にたちません。

私のものはSIMフリーなので、現地のSIMが付けられます。相場は一日100元、
5日で350元。勿論、台湾内での電話にも、日本への国際電話にも使えます。
大抵半年くらいが有効期限なので、滞在中に使い切るほうが賢いでしょう。

最大の問題は、まだ日本ではSIMロックが普通。ですから、買っても役に立たない。

購入にはダブルID、すなわちパスポートと運転免許証です。後は現金。

iPhoneですが、これは使える人には使えるかな？と思っています。
私はiPhoneがPC依存度が高すぎるので、正直好きになれないが、アプリケーションの
充実度と安定性、さらに無秩序なマルチタスクを採用してないがために、電池の
持ちが良いなどで、まだアンドロイド機を上回っていると思っています。
周辺機器も豊富なので、楽しめますし。

台湾では他機種は単体販売していますが、iPhoneはしていないと思います。