退会ユーザ @*******
18/03/08 07:39

米国アホ大学出身です。

UCLAからみれば、私の出身大学はアホ大学です。そこでの体験をお知らせします。


私の大学は春・秋学期2セメスター制で、そのほか夏と冬が用意されていました。1セメスターで4~6教科を履修できます。GPAで学生は区別されて、Aなら4 Bなら3、Cなら2、 Dを取ると1、Fは0です。それらを足して教科数で割ってGPAを算出します。

GPA3.5以上は6教科、2.5-3.5は5教科、2-2.5は4教科が履修可能となり、4教科履修でも6教科履修でも授業料は同じでした。


各教科でテキストブック(教科書)がありますが、だいたい百科事典ほどの厚みがあり非常に重い、価格は中古で20ドル新品で30ドルほど、もっと高い教科書もありました。講義は1教科あたり週3時間ですが、ホームワークが山のように出されます。テストはミッドタームとファイナルの2回、それ以外にクイズという厄介な小テストを頻繁に行う教師もいます。


一番面倒なのは各教科ごとのタームペーパー(論文)です。1教科あたり、A4(手書き不可)で最低10枚です。参考資料の提示は絶対で、私がソースを示せと要求するのはその頃の習慣ですね。つまり、4教科だと40ページ以上、6教科だと60ページ以上の論文を毎セメ提出しなければなりません。


日本の大学だと、卒論として40ページ程度の論文を提出すると聞きましたが?


英語ネイティブの学生でも面倒なタームペーパーですので、外国人学生にとっては相当たいへんな課題となります。ゆえに卒業できずドロップアウトする留学生は多くいます。


ポチは小・中をインターナショナルではない、日本の公立学校に通ったそうですから、高校と大学ではかなり苦労しただろうと思います。


アメリカでは、履修した単位を他校へトランスファーできますので、単位を東京の大学へトランスファーして逃亡帰国したいと調べましたが、提携先がなく望みはかないませんでした


なので、米国のアホ大学生でも、常に勉学に追われていると思いますよ。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    18/03/08 22:10

    比較するのは難しいです

    これまでの書き込みから推測して、私より少し年上の方と判断しています。(ホントは高校の数学の科目名を聞いたら一発で世代分かるんですが、まあそれはなしにします。)
    その頃すでに日本の学生は勉強しないと言われ続けていました。
    確かにお書きになったことを拝読すると、アメリカの大学は大変そうですね。私が同じ境遇に入れられたとしたらどうだろうと想像すると・・。
    しかしあくまでも個人的経験ですが、日本の学生だって皆が皆遊んでいるわけではありませんでした。
    理系学生は夜通し実験で忙しそうでした。私は文系ですが、学部は最難関の国家試験を目指す学生が少なからずいるところだったし、国○という同じく難関試験を目指す学生もいました。学部の講義だけでは当然足りないから、夜にその予備校に行く人が多かったです。
    アメリカの大学が大変というのは、講義で出される課題が多いからだと思います。その点日本の大学はそのようなものは殆どなく、遊ぼうと思えばいくらでも遊んで卒業できますが、大学とは自分で勉強するところだという共通認識があったので、皆自主的に勉強していましたよ。自主ゼミや研究会を立ち上げる人も多かったです。
    ただし、これは偏差値65以上の大学の学生なら放置しても勝手に勉強するので言えることなのでしょうけど、例えば50前後の大学なら勉強する習慣がついていないかも知れないので、結果的に遊んで卒業するのでしょう。
    4年で卒業させないと、大学の評価にも関わるし、学生の進路にも関わるので、欧米みたいに成績評価や判定を厳しくすることができないのです。企業は新卒採用ですから。
    ちなみにイタリアの大学も非常に厳しく、卒業には平均8年かかりますし、登録した学生の半数しか卒業できません。試験は筆記だけでなく口頭試問中心でこれが非常にプレッシャーです。沈黙は愚鈍と見なされる国柄の反映です。私がすぐに議論ふっかけたり突っ込んだりするのはその影響です。

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    あくまでも個人的経験ですが、日本の学生だって皆が皆遊んでいるわけではありませんでした。

    それはそうでしょう。  ポチがおどろいているのは読書時間0の学生がたくさんいる しかもそれが伸びているということです。 ポチの周り(というか娘の周りの日本人の子)にも日本語の本いっぱい読んでいる子いっぱいいますよ(わたしは学校の先生じゃないです、 エンジニアですが)。