私の想像かもしれませんが・・・ 世界中で、自国が悪いと教える国は日本だけだと思います。 私も日本の近代史は小中学校でサラッと教わっただけですが(高校は世界史)、富国強兵とかの用語はあっても、日清、日露戦争の原因などは全く教わりませんでした。 それどころか、中国、北朝鮮、ソ連を褒める内容の教科書でした。 日本の近代史は当時流行っていた戦記・戦争漫画や映画で習ったと思っています。 ご存知かもしれませんが、面白い話がります。 イギリス人は今の王朝が元々フランスのノルマン王朝である事実に目を瞑り、あたかもフランスから独立したようなつもりになっている・・・それはシェイクスピアが上手なレトリックでイギリス人を騙している・・・そんな本を読みました。 どこかの時代に、フランス王なのにフランス語が喋れない国王となってしまったとの事。 (済みません、息子の本ですので、題名は失念しました) 単なる海賊のドレークも英雄ですし・・・ また、松原久子さんの本では、ドイツ人は自らが作ったものは独創であるが、日本人が作ったものは上手に真似したものである・・・と、今でも一般に信じているそうです。 しかし現実には産業革命のきっかけになったマイセンの成功は日本の柿右衛門を一生懸命真似た結果であってドイツオリジナルではない・・・(勿論日本は景徳鎮などを真似足り、陶工を連れてきて厚遇したことは承知の通り)と言うような事をTVで言うと、触れてはいけない事実だったのか、駅のホームでドイツ人女性にひっぱたかれたそうです。 どの国も、そんなものではないでしょうか? >「ソルジャーブルー」は私も見ましたが、ショックな映画でした。 私が見たのは公開後10年近く後ですが・・・・西部劇が大好きだった私も、実際のアメリカ兵が、そんなのだったと聞いたときはちょっとショックでしたね。 監督は封切りの日に「身の安全のため」アメリカを脱出していました。 公開された直後、私はその監督のインタビューをTVで見ました。 そのインタビューで・・・・インディアンの女性が騎兵隊に襲われるシーンがありましたが、ぼかしが入っていましたよね。 理由は・・出演したインディアン系の女優(?)が真実を伝えるために・・・とのこと。 Dance With Wolvesはケビンコスナーが小説を映画化しましたが、彼の祖先がインディアンだという事です。
自国が悪いと教える国は日本だけだと・・ 内蔵介どの どうなんでしょう。 もともと国家の行う教育というものはどうしてもそれなりの偏向?方向性が存在しているので、どうしても否定する方向へは行きにくいということではないでしょうか。 つまりみんなしてこっちへ行こうよ・・というの為には自らを否定するような要素はどうしても無視することになりそうです。 日本の場合は敗戦による急激な方向転換を国家としてとらざるを得なかったということではないかと思いますが。 それにプラスしてもともと私たちの思考傾向には敢えて自らのマイナス点を打ち出すことで自分の立場を強めようとする不思議なロジックがある人種ですから。 日本以外の国で上下心を一つにして戦争に負けたからといって反省?した国なんてないのではないでしょうか。 たぶん世界に類のない奇妙な"明治維新”という革命形式で政体を変更したために、びっくりしすぎたためなんでしょう。 教育というものの"目的性”がある時点で露骨に曲がった場所を体験した私たちの世代は余計に国の教育のもつインチキ性を感じすぎるのかもしれませんが・・。 いまとなって日教組に責任を押し付けるのもおんなじことで、基本的には親の責任、いえ親を含めた親世代の責任なんですからこうなった自体は自分にもあると考えるべきではないでしょうか。 今の米国内での米国原住民?に対しての差別意識とその対策・・・についてはどうも各州、町、共同体などによって大変な差があるのだと聞いたことがあります。 そのくらい広い国で歴史的に見てもお互いの接触の歴史が全く違うようですし。 ワシントン州の州都シアトルはこの地方の大部族の酋長の名前で講和条約?締結当時の合衆国側の大酋長(大統領)の名前を州名にしたのだとか。 この大酋長は最後まで不戦論者ではあったようですが、大変な実力者でもし争えばかなりな自体が予想されたとのことです。 そのためこの地域の先住民族はわりあいゆったりとその後の移住者と共存してきたのだとか。 まあカナダを支配していた英国が隙あらばと援助をちらつかせて後押しをしていたという事実はあるようですが。 ハリウッド勃興期の西部劇での悪玉・・先住民はあの周辺の暴れ者荒野の略奪系生活手段のアパッチ族が晴天続きのロケ地に居住していた・・のでエキストラに雇いやすかったのもありそうですが。
チェロキー族の酋長とホワイト族の酋長 ぼうふらおじさん、こんにちは > 締結当時の合衆国側の大酋長(大統領) 発想の転換としておもしろい捉え方だと思うのですが、ある掲示板(米国内の英語掲示板)で、チェロキー族に関しての対話の中に、ある人が(この方、文面から想像すると相当詳しい人でしたが・・・)「チェロキー部族とホワイト部族(ヨーロッパ系白人)の戦いでチェロキー族が破れ・・・・・」という書き方をしている人が居ました。 確かにホワイト族が渡来する以前から部族間での紛争はあったわけですし、世界規模で見るとアジアでの蒙古やヨーロッパでのフランスなど壮大な領土争いがあったわけで、『ある視点では(あくまでひとつの見かたとして)』、異人種間の領土紛争は非人道的で同人種間の領土紛争は単なる勢力争い、同一人種内の小さな部族を統一して一つの国家となる(中国など)は『統合による近代国家化』と決め付ける事も難しいかも知れませんね。 国家という枠の他に、人種や異文化・異教徒という『枠』が外れる世界はいつになったらやってくるのか・・・・
雑感 ぼうふらおじいさん、おはようございます。 >日本の場合は敗戦による急激な方向転換を国家としてとらざるを得なかったということではないかと思いますが。 それにプラスしてもともと私たちの思考傾向には敢えて自らのマイナス点を打ち出すことで自分の立場を強めようとする不思議なロジックがある人種ですから。 それが美徳であることは私も日本人ですので、誇りにしたいところなんですが、それは日本人同士で、あるいは共通の文化を持つ国同士で成り立つ、あるいは理解できる感覚であると思います。 しかし、相手の美徳を利用して結果的に滅ぼす・・・歴史を見れば自明ではないでしょうか。 幕末の人々は列強のアジアでのやり方を見て注意しなくてはいけないと気づいています。 日本がまねをした事は議論の対象ではありますが・・ >いまとなって日教組に責任を押し付けるのもおんなじことで、基本的には親の責任、いえ親を含めた親世代の責任なんですからこうなった自体は自分にもあると考えるべきではないでしょうか。 先輩には大変失礼なのですが、その時代に生きている間は気づかない事があります。 気づいた時点で指摘する必要があります。 時代とか世代が問題と言うと、どんぶりです。 申し訳ないですが、誰か、何か、その時代に影響力を持つ人(政治家、評論家、最近ではブロガなど)、もしくは団体は右代表として、批評、再評価の対象とならざるを得ません。 それが世に受け入れられるかどうかは別ですが・・・ 日教組の問題は今でも生きている・・竹島は韓国領土であると教えている県教委があるのです。 自己責任として・・たいしたことはできませんが、私は自分の子供には、それなりに教えてきたつもりです。 兵役で日露戦争に参加した祖父が子供たち(私の父や叔母)には多くを語っていません。 捕虜になったことを恥じたのか、武勇伝が無かったのか、反対に戦場の怖さがトラウマだったのかもしれません。 戦争は嫌です。 しかし目を瞑っているとじわじわと侵略してくる国が隣にある・・旧ソ連の小国、チベット、ウィグルの現実を見ると「いらっしゃい」なんて気楽にいえないです。
ジョニー・ディップ、ジミヘン、トミーリージョーンズ、チャックノーリス・・・・ >>「ソルジャーブルー」は私も見ましたが、ショックな映画でした。 > 私が見たのは公開後10年近く後ですが・・・・ 僕は封切で見たんですけど(多分中学生の頃)、話題になった程には自分ではショックを感じませんでした。 なんだか「当時はこれくらいの事はやっただろう・・・」みたいな醒めた感覚で見ていたような記憶が有ります。 逆にDonces with wolvesで、スー族の部落をPawnee族が襲うシーンの方が結構ショックでした。 ケビン・コズナーが、お婆ちゃんがチェロキーの1/4で自分は1/8チェロキーだと公言しているのは結構有名ですが、他にもJimi HendrixやJohnny Depp、Cher、Tommy Lee Jones、Chuck Norris....などなど相当数のセレブがチェロキーの血が入っていると公言しているそうです。 ただ、いくつかの掲示板では「なぜチェロキーやアパッチばかりで、自分はHavasupaiの血が混じってるとか、Yavapaiの血を引くという有名人が出てこないのか?(確かにチェロキーは最大の部族だけれど)」という疑問視や、「近年は『先祖にインディアンの血が混じっている』というのが一種のファッションになりつつある」という指摘、「一般の人たちでインディアンの血が混じっていると言う人たちの中にも、多くは18世紀や19世紀の開拓時代の家系図が正確に書面で残っているケースはほぼ皆無で、ほとんどの場合はどこかで事実に脚色が加えられて親から子へ語り継がれたケースが多い」 という指摘も多く見受けられます。
ちょっとしたブランド・・・? >ケビン・コズナーが、お婆ちゃんがチェロキーの1/4で自分は1/8チェロキーだと公言しているのは結構有名ですが、他にもJimi HendrixやJohnny Depp、Cher、Tommy Lee Jones、Chuck Norris....などなど相当数のセレブがチェロキーの血が入っていると公言しているそうです。 インディアンのイメージがよくなって、その誠実さなのか、勇者ぶりなのかわかりませんが、決して否定されるイメージでは無くなったのかもしれませんね。 勇敢な戦いぶりはスポーツチームの名前や、兵器のトマホークにも残っていますし・・・ めちゃくちゃな脱線ですが、Jim Henxrixの継母が日本人だったと言うジミの妹(ジェィニー)のインタビューを読んでひっくり返りそうになりました。 私はまったく知らない情報でした。 知ったのはレコードコレクタ誌、2010年04月号です。 ジミは新しい母親を歓迎し、ジェィニーを可愛がって「俺の血の半分は日本人だ」と言ったとか、ウッドストックでの衣装、昔からハッピ見たい・・・と思っていたのですが、日本の着物のつもりで着たのだとか・・・ 単にそれだけなんですが・・・