Re: 難しいですよぉ・・・・(汗)

>基本的には『先住民を駆逐して(騙して・・・力で追いやって)建国(開拓)した』に近い内容になっています。

インディアン問題を取り上げざるを得ませんよね。
アイヌ人の土地を奪ったのは紛れも無く日本人なんですから・・・
同じ視点で見れば・・・

>日本で言うと日本史で明治維新は習うけれどけれど、(北海道教委・沖縄の教委以外は)そこであえてアイヌ問題・琉球王国問題には触れない(触れても軽い)のに似ていると思います。
(僕は札幌出身ですが、日本史で琉球王国について習った記憶は全くありません)

私も琉球王国やアイヌに関しては習った記憶がありません。
TVだったか、小説だったかで、元々島津家が独立国の琉球を通じて貿易で稼いでいたのを、家康が琉球王朝毎乗っ取った・・と言う内容を知りました。

アイヌ人については手塚治虫先生の漫画「勇者ダン」で、元々北海道にはアイヌ人たちが居て、差別を受けていた事を知った・・・と思います。
それでも手塚先生自身「アイヌ人の問題を扱うのは難しい」とコメントされています。

その後の作品シュマリも北海道とアイヌを題材にした傑作ではありますが・・・

>先住民との関連は、同じ社会科でも、アメリカ史としての取り扱い度は低く、州史あるいはクロス・サブジェクトで異文化との複合社会課題になっているように思えます。

奴隷問題、メキシコ原住民などインディアンだけを取り上げるわけに行かないのでしょうね。

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1件のコメント

  • 10/12/09 18:00

    250万人・・・・

    内蔵介さん、
    > どこで誰が、どの部族を利用して、どの部族を滅ぼしたとか・・・

    現在残っている(連邦に登録されている)部族だけで、これだけ有ります↓ (アルファベット順です)
    http://www.usa.gov/Government/Tribal_Sites/index.shtml
    日本の25倍の面積のアメリカのいつどこでどんな紛争があったのかを調べるにはやはり大学レベルになると思います。

    日本語で書かれた簡単なものでもこれだけ長いです↓
    http://ja.wikipedia.org/wiki/インディアン

    都市としてネイティブ・アメリカンが一番多く住んでいる都市がNY、州としてはカリフォルニア州というのが意外だと思います。
    (カリフォルニアは全米でもインディアン居住区が一番多い州です)
    知人でモロンゴ部族(カリフォルニア)の血を引いている女性は、モロンゴ族が特権で経営するカジノの配当金で、僕の年収なんかよりもずっとずっと沢山貰っています(汗)

    映画ソルジャーブルー以前は、ジョンウエインに代表されるようなインディアン悪者、騎兵隊正義の味方映画ばっかりでしたもんね。

    でも、もう時代劇(ウエスタン映画)の時代ではなく、映画ウインド・トーカーズや
    http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=28864
    題名を失念しましたが、居留区に家族や親戚と住むネイティブアメリカンの主人公が「こんなところでのほほんと暮していたんではいつまで経っても俺たちはアメリカ人になんかなれっこない!先祖の文化も大切だけれど時代は流れているんだ!俺は街へ出る!」と居留区を出て大学で医学を学び、西洋医学の医者になって生まれ育った居留区へ戻るという多分1960年代が舞台の映画もありました。

    近代社会においては、『ネイティブ・アメリカンが文化を継承しつつ近代国家と調和していく事』の方にテーマは移りつつあると思います。
    だからこそ、歴史としての先住民と連邦の間で起きた事はもう小学生で習う程度の事(基礎)になって来ているような気もします。
    中高では、文化・伝統を継承しつつ、対等(保護が要らない)な生活を維持するという難しいテーマになるような気もします。
    (一種アイヌ文化も似ていると思います。アイヌ文化と伝統を継承しつつ日本国民として生活していく・・・)

    > 奴隷問題、メキシコ原住民などインディアンだけを取り上げるわけに行かないのでしょうね。
    メキシコ原住民はインディアン(スペイン語でインディオ)ですよぉ・・・単なる部族違いと思います。
    異文化(異人種ではなく)との共存というのは、東洋系・ヨーロッパ系・アフリカ系・中南米系にネイティブ・アメリカン系も含めるという感じですね。

    その延長として、宗教の違う人たちや障がいを持つ人たち、勉強の出来る子と勉強があまり出来ない子・・・足の速い子、歌の上手い子・・・・も、『異なる人たちとの共存』という事になる・・・・というのが小学校の頃から徹底されます。
    (全米各州では、障がい児童は特別な事情が無い限り基本的に普通学校で学びます。ただ聾唖学校の方々の間では「聾唖として専門の教育を受けた方が将来の自立に役立つ!」という意見と「子供の頃から健常社会に適応すべきだ!」という意見が真っ二つに分かれるようです)


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