米日出来レース 米国で諮問押捺&顔写真撮影制度が発足した時、 あの年の1月5日からスタートと聞いていたので、 面倒臭い事態の発生を懸念しサンパウロを12月31日出発の ニューヨーク経由成田行きの日本航空に搭乗した。 ニューヨークには元旦、1月1日に到着したのだが早速、新制度がスタートされた。 日本政府には1月5日を通達しておいて実際には元旦のブラジル便を狙ったのだ。 帰国後に外務省に抗議したが、当たり前の完全スルー! その足でブラジル領事館に報告したら、 その当日から米国人のブラジル入国時検査を厳格化した。 ブラジル政府の姿勢は相手政府の態度に合わせます。 日本国籍者がブラジルのビザ取得にハードルが設けられているのは、 ブラジル国内の日本領事館が不必要に難関にしているからで、 現在のジウマ大統領が就任直後の訪日時に日本に告げたのは、 20年前から希望しているビザ相互免除協定締結だけですがな。 お隣の韓国なんてとっくの昔に自由に行き来できる態勢にて、 貿易面でも日本と大差できて当たり前の状況に。 日系ブラジル人の日本入国時の入国審査官の態度は最悪です。 どんなに発展途上国でも見た事が無い! それに数年前の帰国支援事業時には、関西空港にてボランティアをしていましたが、 日本の永住権を取得した日系ブラジル人のパスポートに無効のスタンプを! 有り得ない事態に唖然としていましたが、棄民排出国家の本質を見た思いです。 日本国籍以外の人のサポートをしていると意外な盲点を発見します。 そこが世界から非難されるポイントなんでしょうけど、 悲しいかな気付く日本国籍者が皆無なんですよね。 2つ以上の国籍で同じ行程で世界旅行をすれば日本の立場が良く理解出来ます。
シロカイーナさんの怒り心頭ですな。僕も言いたいが 東南アジアでのVISA若しくはNoVisa条件で、入国時に帰国フライトのTICKETが必要ってえのは、 往々にして英文より日本文の方が厳しいか、英文に派無くて日本文だけに付記されている。 あれはどうやら、日本外務省が各国に依頼している兆候を感じる。そもそも、そんな条件は認められないと抗議すべき項目なのだが、外交官特権、官僚特権に守られた彼らには抗議する意味がないのだ。 日本政府は、基本的に、国民の権利を守るより、権利を制限するとか、不利にすることを目指しているようだ。更に、国外同胞にもそれを適用して当然と考えている。自分達は特権に守られて、国民には、いわゆる棄民政策の適用は今でも続いている。
誤字 諮問押捺ーー指紋押捺